先月のtvOS 16の初期リリースは比較的地味なものでしたが、いくつかの新機能を備えたtvOS 16.1がApple TV向けにリリースされました。特に注目すべきは、Siriのインターフェースが一新され、よりコンパクトになり、よりパーソナライズされた応答が可能になったことです。

Siriは、2015年に発売されたApple TV HD（現在は販売終了）で初めてApple TVに搭載されました。それ以来、Siriのインターフェースは変わっていません。しかし、本日リリースされたtvOS 16.1ですべてが変わりました。Appleは以下のように説明しています。

この秋、tvOS 16 で Apple TV エクスペリエンスに追加される新機能には、Siri のアップデートが含まれており、これによりお客様は音声で Apple TV を制御し、その結果を操作することがさらに簡単になります。

Apple TVのSiriは完全に再設計され、ユーザー一人ひとりの声を認識できるようになりました。これにより、映画、番組、音楽、ゲーム、アプリに簡単にアクセスでき、中断したところから再開できます。Siri Remoteを使って「何を見ようか？」と尋ねると、ユーザーに合わせたおすすめが表示されます。

Apple TV 上の Siri のよりコンパクトなデザインにより、ユーザーは画面上でアクションを終了せずに結果をすばやく表示できます。

Apple TVのSiri RemoteでSiriボタンを押すと、画面右下にSiriのオーブが表示されます。iOSと同様に、Siriアイコンは話しかけるとアニメーションで表示されます。インターフェースもよりコンパクトになり、画面下部全体を占めるバーではなく、Siriがフローティングウィンドウとして表示されます。

新しいデザインに加え、Apple TVのSiriにもいくつかの新機能が追加されました。AirPodsをApple TVに接続している場合は、「Hey Siri」コマンドでハンズフリー操作が可能になります。Siriの応答もApple TVユーザーの声に合わせてカスタマイズされ、よりパーソナライズされた情報を提供します。

tvOS 16.1では、新しいスマートホーム規格「Matter」のサポートも追加されました。Appleは、「この新しいスマートホーム接続規格により、様々なスマートホームアクセサリがエコシステム全体で連携できるようになります」と説明しています。

今すぐ、テレビの設定アプリから Apple TV を tvOS 16.1 にアップデートできます。

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