TikTokは木曜日、動画編集・調整のための新しいツールを追加するアプリアップデートを発表しました。これにより、ユーザーはTikTokを離れてサードパーティ製アプリを使うことなく、動画クリップ、サウンド、画像、さらにはテキストまでもTikTok内で直接調整できるようになります。

TikTokはビデオエディタになりました

このプラットフォームは既にユーザー向けに基本的な動画編集ツールを提供していますが、本日のアップデートではさらに機能が強化されました。例えば、動画や音声のスタック、カット、分割が可能になりました。クリップへのテキストの追加や編集もより簡単になり、ピクチャーインピクチャーに写真や動画のオーバーレイを追加するオプションも追加されました。

その他の新しいツールには、動画の速度調整、個々のクリップの回転やズーム、サウンドエフェクトの追加などのオプションが含まれています。つまり、このアップデートにより、TikTokは簡易的な動画編集ツールに早変わりしたということです。同社は、これらの新しいツールによって「人々がより創造的な自由を享受できるようになる」と主張しています。

丁寧に編集されたレシピからチュートリアル、日々のVlogまで、TikTokで最も魅力的な動画の多くは、カット、クリップ、トランジションのすべてで創造性を表現する才能あるストーリーテラーによって作成されています。

TikTokのコンテンツの可能性を広げるため、強化された制作・編集ツールを多数導入しました。米国および世界のほとんどの地域でご利用いただける新しい編集ツールにより、ユーザーはより自由な創造力を発揮し、より豊かなストーリーを共有し、様々なフォーマットでコンテンツのアイデアを実現できるようになります。

さらに多くの新機能が近日公開予定

しかし、TikTokの最新アップデートで追加される機能はこれだけではありません。TikTokは、高画質の画像とサウンドトラックを組み合わせて共有できる新しいカルーセル形式「フォトモード」も発表しました。また、投稿の説明文の文字数制限も引き上げられます。

この追加スペースにより、クリエイターが動画やフォトモードで共有したストーリーをさらに発展させる余裕が生まれ、自分を表現し、他のユーザーとより深くつながるための新たなスペースが生まれることを期待しています。

数ヶ月前、TikTokはユーザーの位置情報に基づいてローカルコンテンツを宣伝する新しい「Nearby」フィードの実験を開始しました。また、同プラットフォームは最近、人気のBeRealアプリとほぼ同じ仕組みの「TikTok Now」という新機能も導入しました。

TikTokによると、新機能は現在世界中のユーザーに展開されているとのことです。iOS版TikTokアプリはApp Storeから無料で入手できます。

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