

Appleは3月24日、iPhone、iPad、iPod touchユーザー向けにiOS 13.4とiPadOS 13.4をリリースします。メールツールバーのデザイン変更やiCloudフォルダ共有といった機能に加え、iPadOS 13.4ではiPadプラットフォームで初めてトラックパッドがサポートされます。
これは本日発表された2020年モデルのiPad Proにとって大きなセールスポイントとなることは間違いありませんが、トラックパッドアクセサリ付きの新しいMagic Keyboardは、2018年モデルのiPad Proとの下位互換性も備えています。また、Bluetooth経由で外付けのMagic TrackpadやMagic Mouseを接続することも可能で、iPad Air、iPad mini、さらには329ドルのiPadユーザーも、OSの新しいカーソルサポートを活用できます。
2つのサイズのMagic Keyboardは、それぞれ11インチと12.9インチのiPad Proで使用できます。新しいキーボードとトラックパッドのコンボアクセサリの価格はそれぞれ299ドルと349ドルです。
当然のことながら、2020年モデルのiPad Proには最新のソフトウェアが標準搭載されますが、Magic Keyboardカバーの出荷は5月以降となります。2018年モデルのiPadをお持ちで、新しいMagic Keyboardを購入した方は、OSのアップデートを少なくとも3月24日まで待つ必要があります。他のiPadユーザーも、この日にアップデートを行い、Bluetoothトラックパッドまたはマウスをペアリングできるようになります。
新しいファームウェアでは、iPadのトラックパッドサポートがシステムレベルの機能になります。カーソルは浮遊する円として表示され、ユーザーインターフェース上の要素をハイライトしたり、ボタンを押したり、テキスト選択を補助したりできます。これは、デスクトップOSでよく見られるマウスポインタと、Apple TVで使用されているフォーカスエンジンシステムのハイブリッドのようなもので、マウスオーバーされている要素に応じて動作します。
このカーソルの挙動はPCとは違いますね。フォーカスエンジンと普通のマウスポインターのハイブリッドみたいですね。すごく面白い。pic.twitter.com/BC0tAhdJEZ
— ベンジャミン・メイヨー(@bzamayo)2020年3月18日
また、トラックパッド上で Mac のような滑らかなジェスチャを実行して、アプリ間をすばやく切り替えたり、Dock とコントロール センターをアクティブにしたり、Slideover マルチタスクを起動したりすることもできます。
Appleによると、ほとんどのアプリはすぐにトラックパッドに対応しており、開発者がアプリをさらに進化させるための新しいAPIも用意されているとのことです。また、トラックパッドを最大限に活用できるiWorkスイートのアップデートが近日中にリリースされる予定です。
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