

Appleは、拡大を続ける自動運転車チームに、元テスラのエンジニアを新たに採用したようだ。ロイター通信が最初に報じたところによると、Appleはジェイミー・カールソン氏を自動運転車チームに迎え入れる可能性が高いという。カールソン氏のLinkedInプロフィールには、テスラを退職してAppleに入社したことが記載されているものの、Appleでの彼の役割は特別プロジェクトグループのメンバーとのみ記載されている。
カールソン氏はテスラ在籍中、同社の自動運転プログラム「オートパイロット」の開発に携わっていました。テスラ入社前は、ジェンテックス社で自動車用ビジョンシステムの開発に携わっていました。
ロイター通信は、アップルが最近、自動運転車チームに6人のメンバーを追加したと報じています。その中には、フォルクスワーゲンの元エンジニアで自動運転に携わるメーガン・マクレイン氏と、カーネギーメロン大学の研究者ヴィナイ・パラコデ氏が含まれています。他にも、元NVIDIAのシアンチャオ・トン氏と、スイス連邦工科大学の自律システム研究所の元副所長ポール・フルーガル氏が採用されています。また、今年の夏には、フィアット・クライスラーでグローバル品質管理を率いていたダグ・ベッツ氏も採用しました。
今年初め、ティム・クック氏が2014年にAppleの電気自動車プロジェクトを承認し、プロジェクトチームに「数百人」の従業員を投入したと報じられました。これまでに報じられた他の採用者には、メルセデス・ベンツ研究開発部門の社長兼CEOであるヨハン・ユングヴィルト氏も含まれています。Appleの電気自動車チームの注目メンバーについても、こちらで詳しくご紹介しています。
自動運転車をめぐっては、テスラとアップルは長らく「人材引き抜き合戦」を繰り広げてきました。しかしながら、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、テスラがアップルから引き抜いた従業員の数は、アップルがテスラから引き抜いた従業員の5倍に上ると指摘しました。また、マスク氏はアップルが自動車市場に参入することを「期待している」と発言しました。
最近では、Appleが自社製自動車用の秘密のテストコースを探しているとの報道があり、プロジェクトは当初の予想よりも早く進展している。AppleはBMWとの提携に関心を示していたと伝えられていたが、その交渉は行き詰まっていると報じられている。
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