
長期にわたる品質テストと試運転を経て、AppleはついにiPad 3用LCDパネルのサプライヤーを1社ではなく2社、いや3社も選定しました。今朝のDigiTimesの記事によると、選定されたのはLGディスプレイ、サムスン電子、シャープの3社で、3社とも第3世代iPad用LCDパネル供給契約を締結したようです。LGディスプレイが主要サプライヤーとなる一方、「シャープは高品質パネルを安定的に供給できれば、韓国のライバル企業を追い抜く可能性がある」とのことです。かつて主要サプライヤーだったサムスンが、少し不人気になったことに驚きましたか?ご心配なく。
Appleは、iPad 3のディスプレイの品質テストをSamsungとLGからしばらく前から行ってきたようです。同社は、前世代のiPadにもバックライトモジュールを供給していた台湾のRadiant Opto-Electronicsにバックライトモジュールを委託する予定です。Radiantは、LG Display、Samsung Electronics、シャープにバックライトモジュールを出荷する予定です。
情報筋によると、LGディスプレイがiPad 3パネルに必要とするバックライトユニットの半分以上をRadiant社が供給しており、サムスンもiPad 3パネルの全バックライトユニットをこの台湾メーカーから調達しているという。また、シャープもiPad 3パネルにRadiant社製のバックライトモジュールを使用しているほか、日本のBLUサプライヤーからも供給していると、情報筋は付け加えた。
この報道ではiPad 3の解像度については触れられていない。ブログ界隈では、iPadの1024×768ピクセルディスプレイの4倍のピクセル数を求める声が上がっている。これはつまり、AppleがRetinaディスプレイ対応として売り出したいと考えている、2048×1536ピクセルという超高解像度の9.7インチディスプレイを意味する。
ウォール・ストリート・ジャーナルなどの大手メディアもこの流れに乗り、今月初めにはRetinaディスプレイ搭載iPad 3の発売が当初予測されていた2011年末ではなく、2012年初頭になると報じました。この報道は、AppleがRetinaディスプレイ搭載iPad 3の計画を今年中に中止したという以前の報道を裏付けています。その理由は、高密度ディスプレイの量産に伴う問題です。Appleは、LGとSamsung製のiPad 3向けに2048×1536のディスプレイの品質テストを行っていると報じられています。DigiTimesは以前、AppleがRetinaディスプレイ搭載iPad 3の発売を延期せざるを得なかったのは、高密度ディスプレイの量産に伴う問題のためだと報じていました。
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