センサーサプライヤーのソニー、今年のiPhone売上は伸びないと予測c

センサーサプライヤーのソニー、今年のiPhone売上は伸びないと予測c
センサーサプライヤーのソニー、今年のiPhone売上は伸びないと予測c
iPhoneの売上は伸びないとセンサーメーカーのソニーが予測 | iPhone 14 Proのカメラモジュールのクローズアップ

iPhoneのカメラセンサーを全て製造しているソニーは、今年のiPhoneの売上は伸びないとの見通しを事実上表明した。これは、スマートフォン市場は今年後半に回復するとの同社のこれまでの見解を覆すものだ。

同社は、中国でのスマートフォン需要が減速し、米国でも悪化していると述べ、iPhone 15の発売による成長は期待できないというApple自身の警告を反映している。

アップルは最近、iPhoneの売上は伸びないと述べた

AAPLは先週、厳しいスマートフォン市場のせいで収益が前年同期比1%減少したと報告し、iPhone 15シリーズが発売される今四半期では状況が変わらないと予想していると警告した。

マエストリ氏は昨日、今後の見通しについて、アップルは現在の四半期も同様の、つまり前年同期比でほぼ横ばいになると予想していると述べた。

「マクロ経済の見通しが現在の四半期について現在予測しているものより悪化しないと仮定すると、第9四半期の前年同期比の収益実績は第6四半期と同程度になると予想しています。」

ソニーは以前、自社のガイダンスの中で、今年後半、つまりiPhone 15が発売される頃にはスマートフォン市場の回復による恩恵を受けると予想していると述べていた。

しかし、ブルームバーグは同社が考えを変えたと報じている。

「中国のスマートフォン市場の回復は予想よりも遅く、米国市場の状況も悪化しています」と、財務担当シニアゼネラルマネージャーの早川貞彦氏はアナリスト向けの説明会で述べた。「スマートフォン市場は今年度後半から回復に転じると予想していましたが、現在では少なくとも来年までは回復しない見込みです。」

また、ソニーは今年のiPhoneラインナップのセンサーで歩留まりの問題を抱えているとの報道もある。これはおそらく、今年ベースモデルとPlusモデルに搭載されると予想される48MPセンサーの製造要件がより厳しくなったためだと思われる。

ソニーはこれについてコメントしなかったが、あるアナリストは、同社のセンサー部門が今年利益を上げることができなかったのは間違いなくこの問題が一因であるとコメントした。

モーニングスターのアナリスト、伊藤和典氏は、「この部門は利益を上げることができていない」と述べ、「今後、この部門には細心の注意を払う必要がある」と語った。

来年は、iPhone 16の低照度性能を約2倍にするより高度なセンサーが導入される可能性があり、状況はさらに困難になるかもしれない。

写真: TheRegisti/Unsplash

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