

中国のシリコンバレーと称される深圳では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数が増加し、現在都市封鎖措置が取られている。そのため、フォックスコンは追って通知があるまで深圳での操業を停止しているが、報道によると、iPhoneの生産への影響は大きくないとのことだ。
JPモルガンのアナリスト(ロイター経由)は、フォックスコンが混乱を軽減するために予備工場を増設するだろうと述べている。とはいえ、世界のiPhone生産量の10%以下にしか影響しない可能性があるようだ。
アナリストのゴクル・ハリハラン氏は月曜日付のメモで、「閑散期であることと深センへの生産依存度が低いことから、深センのロックダウンによるiPhone EMS生産への影響は限定的(世界のiPhone生産の最大10%程度)とみられる」と記した。
この最近のロックダウンが多くのiPhone出荷に影響を与えないことを示すもう1つの事実は、深セン地域が「鴻海のiPhone総生産能力の20%未満を占め、組み立て工場の大部分が産業と交通の中心地である鄭州にある」ということだ。
最後に、JP モルガンのアナリストは、問題は半導体の生産にあるのではなく、世界的な液晶パネルの供給に悪影響を与える可能性があると述べた。
Appleが今週末までに液晶パネルを搭載した新型iPhone SE 3を発売するという事実は注目すべき点です。同社の新型iPhoneの来月分の注文はすでに減少していますが、iPadは品薄のため、オンラインでの注文が依然として困難です。
新型iPhone SE 3は、今年のiPhone販売の25%を占めると予想されています。Indian Business Todayによると 、Appleは2021年にインド国内で540万台のスマートフォンを出荷しており、iPhone SE 3のおかげで今年は750万台を超えると予想されています。
CMRのインダストリー・インテリジェンス・グループ責任者であるプラブ・ラム氏は、Business Todayに対し、「新型iPhone SE 2022により、Appleはインドにおける近年の成長の勢いをさらに強化することを目指しています。新型iPhone SE 2022の出荷台数は発売第1四半期に力強い成長を示し、前世代のiPhone SE 2020と比較して前年比224%増を記録すると予想しています」と述べました。
中国でのこの新たなロックダウンが iPhone の生産にどのような影響を与えるのか、またチップ不足や LCD パネルの供給問題が短期、中期、長期にわたって Apple にどのような影響を与えるのかは、待って見守る必要がある。
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