
本日、ニューヨーク・タイムズ社が有料版の発表をしたばかりか、iPad専用紙「ザ・デイリー」が来週から有料アクセスを開始するというニュースが報じられました。スマートフォンでオンライン記事を読むタイムズ紙のエントリーレベルの月額15ドルの購読とは異なり、iPadでザ・デイリーを楽しむ特権は、週99セント、つまり年間40ドルです。ガーディアン紙の報道によると、ルパート・マードックのデジタル専用紙は、夏までに西ヨーロッパでサービス開始予定です。具体的な開始時期は、Appleの新しいiOS購読サービスが西ヨーロッパでいつ開始されるかによって決まります。
デイリーは当初、2週間のトライアル期間で購読者を誘致していましたが、iOSデバイスでアプリ内サブスクリプションを有効にするために必要となるiOS 4.3のリリースがAppleの遅れに気づいた後、さらに2週間の無料アクセスを追加しました。同社は現在、デイリーが有料版であることを人々が忘れていないことを期待しています。2011年のアブダビ・メディア・サミットで、ニューズ・コーポレーションの最高デジタル責任者であるジョナサン・ミラー氏は次のように述べています。
有料化はしますが、まだ始まったばかりです。来週、皆様に財布の紐を解いていただくようお願いする時が、まさに正念場です。
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皆さんはどう思われるか分かりませんが、私はこれが転換点になるとは思えません。
どちらの出版物も購入するつもりはありません。提示されている価格は、私にとっては納得できる金額ではありません。
ウェブ上でニュースを無料で提供してきた何年もの後で、思い切って読もうと決心するには、いくつかのビデオ クリップと派手な画像ギャラリーだけでは足りないでしょう。
ちなみに、ニューヨークタイムズの記事のコメント欄でうまくまとめてくれた読者の「saoir」さんの意見に私は完全に同意します。
購読はオンラインニュースの解決策ではありません。マイクロペイメントは解決策ですが、グローバルなシステムを把握している人はまだいません。必要なのは、Skypeのようなシステムです。アカウントにチャージし、2~10セントを払って新聞を読むというシステムです。
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