Verizon の LTE Android スマートフォンのラインナップとは異なり、新しい iPhone 5 は LTE ネットワーク上で音声とデータの同時通信をサポートしないことを通信事業者に確認したところです。

Verizonの広報担当者は次のように語った。

「iPhone 5は、顧客がVerizon Wirelessネットワークで音声通話をしながら、同時にWiFi経由でインターネットにアクセスできるように設計されました。」

しかし、AT&Tに確認したところ、この機能はiPhone 5のGSMモデルでは動作するとのことだ。AT&Tは次のように語っている。

「AT&Tのお客様は、新しいiPhone 5で通話とネットサーフィンを同時に行うことができます。」

Apple が Sprint と Verizon の両社に同じ CDMA モデルの iPhone 5 を出荷していることはわかっているので、Sprint の iPhone 5 も音声とデータの同時通信をサポートしない可能性が高いです。

一部の Android デバイスは Verizon で音声とデータの同時通信が可能なため、このような状況になったのはおそらく Apple のベースバンド プロセッサの選択によるものと思われます。

追記： ニューヨーク・タイムズによると、この変更はAppleによるものだという。Appleの広報担当者は次のように説明した。

「iPhone 5は、GSMベースの3GおよびLTEネットワークで音声とデータの同時通信をサポートしています。音声にCDMA、データにLTEを単一の無線設計で使用しているネットワークでは、音声とデータの同時通信はまだできません。」

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