iPhone 4のようなフォームファクタを持つ次世代iPhoneの噂を裏付けるように、MacotakaraはAppleがARM Cortex-A9と8メガピクセルカメラを搭載したiPhone 4Sを発表する予定だと主張しています。ARM Cortex-A9は、iPad 2に搭載されているAppleのカスタムメイドA5プロセッサのCPU基盤です。iPad 2のA5はデュアルコアチップですが、報道ではiPhone 4S版がデュアルコアかどうかは不明です。9to5Macは先月、情報筋から、Appleは既に著名なゲーム開発者と共同でA5チップ搭載のiPhone 4をテストしており、iPhone 4SのA5はデュアルコアになる可能性が高いと伝えられました。

この報道は、iPhoneがCDMAとGSMネットワークのデュアルモード対応を実現するという主張を裏付けるものでもあります。これは、VerizonのiPhone 4がQualcomm Gobiチップ（CDMAとGSMの両方のネットワークに対応するチップ）を搭載していることが判明して以来、長らく予想されていました。この報道のユニークな点は、iPhone 4Sが一体型SIMカードシステムを搭載すると述べている点です。つまり、SIMカードはユーザーが交換できないということです。Appleは将来のデバイスで一体型SIM機能を開発中との噂がありましたが、この主張はその後否定されました。

この報道によると、iPhoneの全面刷新（iPhone 5）は2012年春に予定されているとのことです。これは、AppleがiPhoneの発売サイクルを9月に変更しただけでなく、9月に新型iPhoneを発売するという計画が2011年初頭に実現した可能性を示唆しています。これは、全く新しいデザインを待ち望んでいた人にとっては朗報と言えるでしょう。（画像：TiPb）

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