

座りすぎると健康に悪いと聞いたことがあるかもしれませんが、一体どういうことでしょうか?そして、どうすれば改善できるのでしょうか?痛み、こわばり、疲労を避けるために、パソコンの前にどのように座るのが良いか見ていきましょう。
座ることは無害な行為のように聞こえますが、ケリー・スターレット博士が説明しているように、それには多くの要素があり、ほとんどの人は正しく座っていないため、時間の経過とともに筋肉が短縮して弱くなり、痛み、硬直、疲労を引き起こします。
立つことと同じように、座ることは私たちが行う動作の中でも最も技術的に難しいものの一つです。しかし、ほとんどの人は正しい座り方について無知です。
研究によれば、運動不足によるリスク要因には、糖尿病、血管の問題、体重増加、うつ病、認知症、さらには複数のがんも含まれることが示されています。
座ることは現代生活に欠かせない要素です。正しい座り方について詳しく見ていきましょう。また、エクササイズボールを椅子代わりに活用する方法や、スタンディングデスクなどについてもご紹介します。
腰痛や疲労を防ぐ座り方:4つのステップ
Bodybuilding.com に掲載されている、スターレット博士の著書「Becoming a Supple Leopard」より:
- 立った状態で、お尻をできるだけ強く締めます
- 胸郭を骨盤と一直線になるように引き下げ、腹部を少なくとも20%の緊張で締めます。
- 頭をニュートラルな位置に置き、肩を安定した位置に回します
- その姿勢を保って座りましょう
- 完全にまっすぐに座る必要はありません。前かがみになったり、背骨をまっすぐに保ちながら後ろに傾いたりすることもできます。
以下は、3 つの異なる角度で、中立的な正しい座位をとった画像です。

一日を通して正しく座る方法
スターレット博士は、一日中コンピューターやデスクで中立のサポートされた姿勢を維持するための非常に役立つヒントをいくつか紹介しています。
- 上記の手順で10~15分ごとに座る姿勢をリセットしましょう
- 頻繁に姿勢を変えましょう。座ったり、立ったり、ひざまずいたり、ストレッチしたり、散歩したりなど。
- 背中を丸めたり、伸ばしすぎたりする傾向がある場合は、意識を高めましょう。
悪い姿勢に陥らないための最善の方法は、10~15分ごとに立ち上がって体勢を立て直すことです。それ以上長く良い姿勢を保つのはほぼ不可能です。面倒で、いつもできるわけではないことは分かっています。でも、体を癒してパフォーマンス目標を達成したいなら、努力は必要です。犠牲を払わなければなりません。だから、頑張ろう!
私は個人的にスタンディングデスクを使用しており、エクササイズボールの上で背骨を中立に保ちながら座ったり、30 分ごとに立ち上がったりを交互に行っています。
エクササイズボールは、椅子の背もたれに猫背になるのを防ぎ、正しい座り方を意識して維持するのに最適です。ボールの上での楽な動きも魅力です。
正しい姿勢 (A)、過度に丸まった姿勢 (B)、過度に伸びた姿勢 (C) を以下に示します。

正しい座り方の仕組みを詳しく知りたい方は、次のビデオをご覧ください。
適切な身体の仕組みに関するスターレット博士の詳しい情報については、彼の著書『Becoming a Supple Leopard』とウェブサイト「The Ready State」をご覧ください。
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