iPhoneは2020年のiPhone 12から5G接続に対応しており、Appleはユーザー体験の向上に継続的に取り組んでいます。新たなデータによると、来週発売されるiPhone 15 Proは、新しいQualcommモデムの搭載により、5Gパフォーマンスが大幅に向上することが明らかになりました。

このレポートはSpeedSmartによるもので、同社はAT&T、T-Mobile、Verizonの各社で新型iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxを用いて実施した速度テストのデータを提供しています。レポートによると、これらのデバイスはQualcommのX70モデムを搭載しており、主に3つの改善点があることが明らかになっています。

• 「消費電力が大幅に削減されます。」
• 「5Gキャリアアグリゲーション機能の向上。」
• 「iPhone が携帯電話の基地局から離れているほど、接続性が向上します。」

これらの利点に加え、速度テストのデータによると、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、iPhone 14 Proシリーズと比較して最大24%高速な5G速度を実現しています。Verizonユーザーで最も大きな改善が見られ、次いでT-MobileとAT&Tが続きます。

改善は主にダウンロード速度の向上という形で実現されますが、アップロード速度の「小さな向上」やping時間の改​​善もあります。

米国の主要3ネットワークすべてでダウンロード速度が大幅に向上し、アップロード速度は予想通りわずかに向上しました。5G経由の平均ダウンロード速度が255Mbpsというのは非常に印象的です。

最も大きな伸びを見せたのはVerizonで、新型スマートフォンは24%高速化しました。T-Mobileは僅差で22%の高速化を見せましたが、全米平均のダウンロード速度は300Mbpsでした。AT&Tは平均ダウンロード速度が14.6%向上しました。3つのネットワーク全てが全米で5Gの平均速度が200Mbpsを超えているのは非常に印象的です。

QualcommのX70モデムは、現在市場に出回っている一部のAndroidスマートフォンの主力製品にも搭載されています。注目すべきは、Appleも自社製の5Gモデムを開発中ですが、その開発には数年かかると予想されていることです。今週、QualcommはAppleが少なくとも2026年まではiPhoneにQualcommの5Gモデムを使用し続けると発表しました。

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