AppleがiPhone 6sに前モデルとの差別化を図るために追加した斬新な機能の一つがLive Photosです。これは、撮影した写真が短い動画のように、撮影時の動きと音を捉える機能です。この機能は6s独自のもので、3D Touchで起動します。今日は、そのシンプルながらも巧妙な技術について少し詳しくご紹介します。

ご存知の通り、既存のiPhoneはアプリを開いた瞬間から写真を撮影し始めます。Appleはこうして、一部のデジタルカメラで見られるような遅延（「シャッターラグ」）なしに、瞬時に写真を撮影できる機能をカメラに提供しています。カメラは既に大量の写真を撮影し、一時的に保存しており、ボタンを押すと最後に撮影した写真だけが保存され、残りは破棄されます… 

Live Photosは、これらのビフォーアフター写真から1.5秒のアニメーションを作成するのに十分な量を保存します。これは動画ではなく、JPEG形式のアニメーションGIFです。Motion JPEGに似たアプローチです。音声は別途録音され、アニメーションに追加されます。アニメーションはiPhoneの壁紙に設定できます。

ファイル形式の詳細は、iPhone のプロダクト マネージャーと話した後、ダニエル マッテ氏がツイートしたもので、Apple の iOS 開発者ライブラリにある簡単な説明と一致しています。

Appleは基調講演で、Live Photosは非常に容量効率が良いと述べており、  TechCrunchの 報道によると、Live Photosは通常の写真と比べて約2倍のストレージ容量しか消費しないとのこと。これは、フレーム間での変化がほとんどないため、後続の写真ファイルには前のフレームとの差分のみが保存されるためだと考えられます。

Live Photosについて、あなたはどう思いますか？すぐに飽きられてしまう目新しさでしょうか、それとも本当にありがたい機能でしょうか？アンケートにご参加いただき、コメント欄でご意見をお聞かせください。

MacRumors経由

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