更新： Spotifyの広報担当者は、検索結果が埋もれているというブルームバーグの報道は「完全に誤り」だと語った。

ユニバーサルミュージックが、アーティストがApple Musicなどと独占ストリーミング契約を結ぶのを阻止しているという報道に続き、新たな報道によると、Spotifyは現在、ライバルと契約するアーティストのプロモーションを制限しているという。

ニューヨーク・タイムズ紙は、Spotifyが最近、他のサービスで独占配信するアーティストを罰し、それらのアーティストがSpotifyのサービスで目立つように表示されないようにする新しいポリシーを導入したと報じている。

大手レコード会社2社の幹部によると、独占契約に抵抗してきたスポティファイはここ数週間、他社で独占契約の恩恵を受けた楽曲は、スポティファイで配信されると同等のプロモーションを受けないという方針を導入したと通告してきた。こうした楽曲は、他社ほど目立った形で配信されたり、プレイリストに多く含まれたりすることはないだろうと、非公開の交渉内容であるため匿名を条件に語った幹部らは述べた。スポティファイはコメントを控えた。

NYTの報道は本日ブルームバーグでも報じられ、Spotifyは少なくとも1年前から何らかの形でこの方針を実施していると付け加えている。「Appleに新曲の独占的アクセスを許可したアーティストは、Spotifyで配信開始後、自分の曲がおすすめプレイリストに載らなくなると告げられたと、関係者は匿名を条件にこの件について語った。また、これらのアーティストは、自分の曲がSpotifyの検索ランキングで埋もれていることにも気づいている」

この報道は、フランク・オーシャンの「ブロンド」がアップルミュージックで最近独占サプライズリリースされたことを受けて、ユニバーサルミュージックが所属アーティストに対し、単一プラットフォームとの独占契約を禁止する初の大手レーベルになるというニュースを受けてのものとなっている。

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