ティム・クック氏は最近のD11インタビューでモバイル広告について尋ねられた際、広告がAppleのコアビジネスであることをあまり重視していないように見受けられたが、BusinessInsiderは情報筋から、AppleがTwitterやFacebookの最近の取り組みに類似した広告交換サービスを開始する準備を進めていると報じている。

オンライン広告業界の最大手企業の幹部から聞いた話ですが…広告エクスチェンジは、iPad、MacBook、様々なウェブサイトやアプリを使ってAppleのエコシステムにアクセスするユーザーを広告主がターゲティングできるようにすることで機能します。このシステムは、Appleユーザーがアクセスしたことを広告主に通知します。Cookie（ユーザーが過去に閲覧したウェブサイトを記録するソフトウェア）を使ってそのユーザーを追跡している広告主は、そのユーザーをターゲットにした広告配信に入札できるようになります。

AppleがFacebookなどの他社と比べてモバイル広告事業で利益を上げていない理由を問われたティム・クックCEOは、D11の参加者に対し、広告事業の焦点はAppleではなく開発者の利益にあると述べた。クックCEOは、開発者コミュニティに貢献できる場合にのみ広告事業を継続すると述べたが、レポートで引用された広告業界の複数の幹部によると、Appleは今後数ヶ月で広告事業に関してさらに大規模な計画を立てている可能性があるという。 

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