新型MacBook Proは大ヒットとなり、発売当初のラッシュを除けば、在庫状況はほぼ安定しています。しかし今週、標準モデルとカスタムビルドの両方の注文が、2月に注文したお客様でさえ、7月まで延期されていることがわかりました。

今週、9to5Macは2月に16インチMacBook Proのカスタム構成を注文した読者から数通のメールを受け取りました。注文は以前から遅れていましたが、Appleから新たな情報を受け、マシンの出荷は6月下旬または7月上旬になるとのことです。

現在、Twitterでも同様の報告が相次いでおり、この問題が14インチと16インチのMacBook Proの配送時間に影響を及ぼしているようです。Appleは先月、遅延に関する最新情報を顧客に提供してきたようです。

興味深いことに、新しい MacBook Pro の遅延はカスタムビルドだけではなく、標準モデルでも両方の画面サイズで 6 月 27 日から 7 月 12 日の間に出荷されると表示されています。

本稿執筆時点では、Amazon、Adorama、B&H Photo、Best Buy などのさまざまな小売店が、さまざまな構成の MacBook Pro を在庫しています。

幸いなことに、サードパーティの販売店から購入する際に、IT 管理者が MacBook を Apple Business Manager に追加する方法があります。

AppleのCEOティム・クック氏は最近、前四半期の供給制約は同社が予想していたよりも少なかったと明らかにしたが、今四半期も制約による損失は40億～80億ドルになると予想されている。

しかし、フラッグシップモデルのMacBook Proの出荷に8週間以上かかる中、AppleはMac Studioの出荷を予定より早く進めています。Redditでは、興奮した顧客が新しいデスクトップが予想より最大30日早く到着したと報告しています。

9to5Macの見解

新型MacBook Proの発売遅延は、miniLEDパネルのせいかもしれません。miniLEDを搭載していないMacBook Airや13インチMacBook Proなどのモデルでは、遅延は発生していません。また、3月下旬には、AppleがminiLEDパネルの供給を20～30%増強しようとしているという報道がありました。

こうした状況は、miniLED搭載MacBook Proノートブックの需要が好調である中で起きています。最近の調査によると、2021年のホリデーシーズン四半期において、14インチと16インチのMacBook Proの販売台数は、OLED搭載ノートパソコンの販売台数全体を上回る結果となりました。

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