AppleのiPad、Macデスクトップ、Macアクセサリ担当オペレーション担当バイスプレジデント、リタ・レーン氏が、LinkedInの公開プロフィールによると、同社を退職した。レーン氏はオペレーション担当バイスプレジデントとして、iPad、iMacなどのコンピューター、そしてAppleのMacアクセサリのサプライチェーンと製造を担当していた。

レーン氏はその地位から見て、iPadがここ数年で製品として急成長し、社会に浸透する上で重要な役割を果たした可能性が高いため、今回の退任はAppleにとって大きな痛手となるでしょう。しかし、レーン氏の後任として活躍できる経験豊富なオペレーションマネージャーは他にもいると思われます。後任の具体的な人物は不明です…。

Apple CEOのティム・クックは、2008年にモトローラからレーン氏をAppleに招聘しました（レーン氏はモトローラでサプライチェーン担当のシニアバイスプレジデントを務めていました）。レーン氏は以前、  Business Insiderで「ティム・クックの弟子」であり、Appleで最も高位の地位にある女性の一人として紹介されていました。また、フォーチュン誌のティム・クック氏がAppleに与えた影響に関する記事 でもレーン氏について言及されています  。モトローラに勤務する前は、IBMでサプライチェーン担当役員を務めていました。

レーン氏は、ここ数ヶ月でAppleの幹部が退職した唯一の人物ではありません。昨年末には、iOSエンジニアリング責任者がAppleを退職したと報じました。Appleの従業員の定着率はここ最近よく話題になりますが、最近の幹部の退職は、幹部社員がAppleの競合他社に移ったというよりも、単なる定年退職によるケースのようです。

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