
IDCの推計によると、今年第1四半期のiPhone出荷台数は18.7万台で、Appleは世界第2位のスマートフォンベンダーとなった。Appleに次ぐのは、2011年第1四半期に2,420万台を出荷したNokiaのみだ。ライバルであるResearch In Motion(1,390万台)とSamsung(1,080万台)は、それぞれ3位と4位につけている。AppleがNokiaとスマートフォンメーカーの座を争う一方で、SamsungはフィンランドのNokiaを端末販売全体で攻勢に出ている。Samsungのフィーチャーフォンと、独自OS「Bada」を搭載した低消費電力携帯電話の人気が高まっていることから、韓国のSamsungは端末出荷台数で世界第2位の座を獲得した。
IDCのWorldwide Mobile Phone Trackerによると、サムスンは今年第1四半期に7,000万台の携帯電話を出荷したのに対し、ノキアは1億850万台を出荷した。スマートフォンのみを製造しているAppleは、2,450万台の携帯電話を出荷したLGエレクトロニクスに次ぐ4位だった。ただし、これは前四半期の数字である。
日本の調査会社野村證券は、世界の携帯電話市場は4-6月期末までに急速に変化すると予測している。同社のアナリストは、「ノキアはスマートフォン市場において(販売台数ベースで)サムスンとアップルに王座を明け渡すことになるだろう」と述べたと報じられている。これはつまり、ノキアが3位に沈み、サムスンとアップルがそれぞれ1位と2位の座に就くことを意味すると、同アナリストは主張している。ちなみに、ノキアは1996年以来、世界最大の携帯電話メーカーであり続けている。
IDC Worldwide Mobile Phone Tracker による 2011 年第 1 四半期の世界の携帯電話販売数。
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サムスンは、アップル以外の企業の中で、アップルの製品に強力な挑戦を仕掛けられる唯一の存在へと躍進した。サムスンのGalaxy SスマートフォンとGalaxy Tabタブレットは、アップルがサムスンを相手取って起こした訴訟の焦点となっている。アップルはサムスンがサムスンの優れたアイデアを露骨にコピー・盗用したと非難しているものの、韓国の家電大手サムスンは、アップルの訴訟を法的に問題視していない。サムスンのGalaxy Sスマートフォンは、アップルのスマートフォンが消費者に大ヒットしている日本で、初めてiPhoneの販売台数を上回った。Galaxy Sの後継機であるGalaxy S IIは、まもなく米国に上陸する可能性がある。
9to5Google.com にクロスポスト
サムスンが世界第1位の携帯電話ベンダーになる一方、アップルはスマートフォンメーカーのトップの座を獲得する態勢が整っている。
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