Macintoshオペレーションチームアーカイブc

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2013年11月Macintoshオペレーションチームの物語

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GoogleはAppleの支援なしで4万台以上のMacをどのように管理しているのか

ジョーダン・カーンのアバター 2013年11月27日午後4時3分(太平洋標準時)

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今月初めにワシントンDCで開催されたLISA '13カンファレンスでの講演で、GoogleのMacintoshオペレーションチームのメンバー数名が、同社が約4万3000台のMacを管理するために独自のツールセットを開発せざるを得なくなった経緯を説明した。Googleのエンジニアであるクレイ・キャビネス氏とエドワード・アイガーマン氏によると、その理由はAppleがエンタープライズ管理ツールのサポートをあまり充実させていないためだという。プレゼンテーションの最初のスライド(上図)には、「Appleは多くのことをしてくれませんが、マシンを安全かつ最新の状態に保ち、使いやすくするために使えるツールは存在します」と記されている。

「Macの管理にAppleのツールは一切使っていません。Appleが提供しているツールはMac OS X ServerとApple Remote Desktopの2つくらいです。管理するマシンが50台、100台、200台を超えると、Appleのツールは機能不全に陥ってしまいます。企業向け管理ツールに関しては、Appleはもはや注目しなくなっているようです。」

あるスライド(上記右の写真)では、Googleは赤い線でiPhoneの発売を表し、Appleのリモートデスクトップは「2006年以降、大きな変更がない」と指摘しています。Appleの管理ツールの使用を避けるため、Googleは独自のツールを開発するか、設定からパッケージ管理、システムレベルの監視など、あらゆる作業にオープンソースツールを使用しています。Googleは講演の中で、自社開発のイメージングツールの一つであるCanHazImageをまもなくオープンソース化すると発表しました。  拡大拡大閉じる