過去24時間で、多くのユーザーから、セキュリティ上の理由によりApple IDが不可解にロックされているという報告が寄せられています。根本的な原因は、Readdle社の人気メールアプリ「Spark」のユーザーにあるようです。このアプリはiCloudの認証情報でログインできます。iCloudのセキュリティハッキングに関する警告は誤りのようです。アプリ開発者の説明にあるように、サーバーへの攻撃やデータ漏洩は発生していません。

セキュリティロックアウトやパスワードの強制リセットは、一般的にハッカーがアカウントへのアクセスを試みている兆候と見られますが、今回のケースではそうではないようです。Readdleは、データ漏洩やその他の侵入の兆候は見られず、問題はサーバー障害によるものだと説明しています。

ReaddleはRedditでの声明で、アプリのサーバーアップグレードにより意図せずApple IDのパスワードがリセットされる可能性があると述べている。

こんにちは皆さん

フィードバックとコメントをありがとうございます！当チームは数時間にわたりこの問題の調査に取り組んできました。

現時点でわかっていること：1. 調査の結果、侵害やデータ漏洩は確認されていません。2. 新しく高速化されたAWSサーバーのロジックがiCloudのセキュリティアルゴリズムをトリガーした可能性があります。詳細を把握するため、既にAppleと連携しています。

私たちは Spark をさらに高速化し、すでにアルファ版となっている Mac バージョンに対応できるようにするために、サーバー側で作業を行っています。

Apple 側から新しいニュースが入りましたら、引き続きお知らせします。

ありがとう。

Readdleは、アプリの高速化とユーザーへの信頼性向上のため、新しいサーバーコードを導入しているようですが、この動作変更によりAppleのiCloudシステムから誤検知が発生しました。AppleとReaddleのどちらによってもこの問題が解決されたかどうかは不明です。

現時点では、悪意のある第三者が影響を受けたアカウントにアクセスしようとしている様子はありません。しかしながら、安心のためにパスワードを変更しておいて損はありません。ReaddleはAppleと協力してこの問題に取り組んでいると述べています。この問題に関する今後の展開や最新情報については、Spark MailのTwitterアカウントをフォローしてください。

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