ロイター通信は本日、iOS 11のSiriアップデート計画に関する情報を報じた。これは、来週開催されるAppleの世界開発者会議（WWDC）で発表される、待望のスタンドアロンSiriデバイスに付随する機能拡張の一部となる。報道によると、AppleはSiriと連携できるサードパーティ製アプリのカテゴリーを拡大し、AmazonのAlexaとの競争を強化するという。

アップルは来週、音声アシスタント「Siri」をより多様なアプリで動作させる計画を発表するとみられる。これは、アマゾン・ドット・コム（AMZN.O）の競合サービス「Alexa」の爆発的な成功に対抗する狙いがある。しかし、エンジニアや人工知能（AI）業界の内部関係者によると、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社は、できるだけ広範囲に網を張るのではなく、少数の機能に焦点を絞り、その完成度を高めるという、実績のある手法を堅持する可能性が高いという。

報道ではどのような種類のアプリやサービスが発表されるかは詳しく述べられていないが、Apple が配車予約、メッセージング、写真検索、支払い、VoIP 通話、ワークアウトといった既存の統合機能に加えて、新たなカテゴリーを追加することが示唆されている。

最近のいくつかの報道によると、Appleは来週のWWDCで、新しいMac、iPad、iOS 11、そしてApple WatchとApple TV向けの他のオペレーティングシステムであるmacOS 10.13のプレビューとともに、新しいスタンドアロンSiri製品を発表する予定だという。

WWDCは6月5日（月）午前10時（太平洋標準時）にAppleの基調講演プレスイベントを皮切りに正式に開幕します。WWDCで期待される最新情報をまとめたこちらの記事をご覧ください。

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