iSupplyは新型iPhone 3Gに魔法をかけ、昨年の8GB iPhone 3Gと比べて製造コストがわずか数ドル高いだけであることを発見しました。興味深いことに、彼らが分解したiPhoneには東芝製のフラッシュメモリが搭載されていましたが、Appleは通常はSamsungからフラッシュメモリを調達しています（そして、AppleはSamsungと数十億ドル規模の初期契約を結んでいました）。その他の3つの大きな変更点は、Samsung製の新型Arm Cortexプロセッサ、オートフォーカス対応の3メガピクセルカメラ、そしてBroadcom製のシングルチップBluetooth/FM/WLANモジュールです。後者は2つのチップを置き換えています。

「Apple社の新型iPhone 3G Sのエントリーレベル、16GB版は、部品コスト（BOM）が172.46ドル、製造コストが6.50ドルで、合計178.96ドルです」と、iSuppli社の分解サービス担当ディレクター兼主席アナリスト、アンドリュー・ラスワイラー氏は述べています。「これは、2008年7月時点の価格に基づいてiSuppliが推定した初代8GB版の174.33ドルよりわずかに高い数値です。16GB版iPhone 3G Sの小売価格は初代iPhone 3Gの8GB版と同じ199ドルですが、サービスプロバイダが実際に支払う価格はこれよりかなり高く、携帯電話の初期費用を補助し、その後加入者数で利益を上げるという、携帯電話業界の一般的な慣行を反映しています。」

内訳チャートは以下の通りです。

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