VerizonとT-Mobileに続き、AT&Tは本日、全顧客向けの新しい無制限データプランを発表しました。AT&Tは昨年、無制限データプランを復活させましたが、これはDirecTVとU-Verseの加入者に限定されていました。しかし、今回のプランは誰でも利用可能になりました…

明日から利用可能となるこのプランは、月額180ドルで4回線のデータ、通話、テキストメッセージ使い放題を提供します。ただし、今週VerizonとT-Mobileが発表したプランと同様に、22GBの上限に達すると通信速度が制限されます。「22GBを超えると、AT&Tはネットワークの混雑時に速度を低下させる場合があります」とAT&Tは説明しています。

通信速度制限があるとはいえ、AT&Tがデータ無制限サービスを全ユーザーに拡大したのは大きな動きです。もちろん、同社はかつてデータ無制限サービスを提供していましたが、2010年にデータ無制限モデルから大きく離れ、データ量制限へと移行しました。

「当社は、お客様が好きなものをもっと楽しみたいときに、どこでも楽しめるよう、国内最高のデータ ネットワーク上で無制限のエンターテイメントを提供しています」と、AT&T エンターテイメント グループの最高マーケティング責任者、デビッド クリストファー氏は述べています。

国際通信に関しては、AT&T Unlimitedは米国からカナダとメキシコへの通話が無制限、さらに120カ国へのテキストメッセージも無制限で提供しています。さらに、「北米ローム機能を追加すれば」カナダとメキシコでも通話、テキストメッセージ、データ通信が無料でご利用いただけます。

ストリーミングビデオに関しては、AT&T Unlimitedにはキャリアのストリームセーバー機能が含まれています。この機能は、HDビデオを自動的に標準画質に落とします。ただし、オンラインのアカウント設定にアクセスすることで、いつでもこの機能をオフにできます。ただし、これにより当然ながらデータ使用量が増加します。競合他社の一部とは異なり、テザリング機能は含まれていません。

また、180ドルという価格は、4回線目のスマートフォンに40ドルのクレジットが付与された後の価格であることにもご注意ください。クレジットは2回線目以降の請求から適用されるため、クレジットが適用されるまでは毎月220ドルのお支払いとなります。

AT&TによるAT&T Unlimitedの発表は、Verizonが先週末に独自の無制限プランを発表し、T-Mobileがこれに応えて自社の無制限プランに伴う制限の一部を撤廃したことを受けてのものです。Sprintも本日、無制限プランの強化を発表しました。

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