アラームは世界中のiPhoneユーザーに最もよく使われる機能の一つで、幸いなことにiOSには最初から組み込まれています。しかし、アゾレス諸島ではiPhoneのアラーム設定に問題が生じているようです。この問題は1ヶ月以上前から複数のユーザーに影響を及ぼしています。

iFeed.ptが3月に報じたように、アゾレス諸島ではiPhoneの内蔵アラームが正常に動作しないという広範囲にわたるバグが発生しているようです。影響を受けたユーザーによると、iPhoneが現地のタイムゾーンに設定されている状態でアラームを設定しようとすると、時計アプリが即座にクラッシュするとのこと。リマインダーアプリでも同様の現象が発生する場合があります。

これらのユーザーがこの問題を解決するために見つけた回避策は、日付と時刻の設定で「自動設定」オプションを無効にし、タイムゾーンを別の地域に変更することです。しかし、これは理想的な解決策とは程遠いものです。

Appleはまだこの問題についてコメントしておらず、修正もしていませんが、Appleのサポートサイトでluispgarcia氏が報告した一時的な解決策があるようです。この問題を回避するには、「設定」>「一般」>「日付と時刻」に移動し、「自動設定」オプションをオフにして、タイムゾーンを「プライア、カーボベルデ」（アゾレス諸島と同じ）に設定してください。

iFeed.ptは9to5Macに対し、AppleはiOSの最新バージョンでもこのバグを未だ修正していないと伝えた。Appleは現在、近日中にiOS 14.6を一般公開する準備を進めているが、リリースノートにはこの問題について何も触れられていない。

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