AppleはiOS 15.1でiPhoneとiPadのグループFaceTimeにSharePlayをリリースしました。この楽しいコラボレーション機能はMacにもまもなく登場します。AppleはミュージックやTVなど多くのメディアアプリでSharePlayをサポートしており、サードパーティ製アプリもグループFaceTimeを活用できる独創的な機能を追加しています。最新の例としては、ゲーム中心の動画ストリーミングサービスTwitchが挙げられます。

SharePlayでは、グループFaceTime通話に参加する各参加者が、使用するサービスへのアクセス権を持っている必要があります。そのため、通話参加者全員がそれぞれ有料メンバーシップを持っていない場合、定額制ビデオサービスの動画視聴などの機能が制限される可能性があります。

グループFaceTimeでTwitchのSharePlayを使用する場合、この制限は発生しません。Twitchアプリに無料アカウントでサインインしていれば、通話に参加している全員が簡単に参加できます。Twitchは本日公開されたサポート記事で、その仕組みについて詳しく説明しています。

1. 通話が始まったら、Twitch アプリを開いて、一緒に視聴したいストリームを再生します。
2. SharePlayの初回セッションでは、FaceTimeがストリームを自分だけに再生するか、通話参加者全員に再生するかを尋ねます。その後は、この選択が記憶されます。
3. 全員で再生することを選択すると、Twitch は全員のデバイスでストリームを開き、参加者全員のデバイス間で同期しながら再生を開始します。
4. SharePlayで一緒に視聴中、参加しているすべての通話参加者は、配信の同じポイントで同期されます。一時停止や再生など、配信の再生に影響を与えるコントロールも同期されます。

Twitchによると、SharePlay体験中は、参加者は誰でも自分のアカウントからチャット、フォロー、サブスクライブ、Cheerを行うことができるとのことです。この機能では、参加者がグループで再生するコンテンツを選択することもできます。

誰でも別のチャンネルに移動することで、視聴中のTwitchチャンネルを変更できます。初めて別のチャンネルに移動すると、現在視聴中のチャンネルを全員に公開するかどうかを尋ねられます。その後は、視聴する新しい配信ごとにチャンネルが自動的に切り替わります。

SharePlayはApple TVでも利用可能で、TwitchにはtvOS用のビデオプレーヤーアプリがありますが、現時点ではiPhoneとiPadのみのサポートとなっています。iOS版TwitchはApp Storeから無料で入手できます。

Engadgetより

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