アップルとの「予備交渉」が失敗し、MGMが50億ドルで売却へc

アップルとの「予備交渉」が失敗し、MGMが50億ドルで売却へc
アップルとの「予備交渉」が失敗し、MGMが50億ドルで売却へc

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、映画スタジオMGMホールディングスが長年の苦境の末、売却に乗り出すと報じています。MGMは過去にも売却に苦労しており、その理由は提示価格が高すぎたためと報じられています。今回の新たな価格は、MGMのフランチャイズにとって魅力的なスタジオの関心を高めるためのものです。

Appleは以前、テレビ番組と映画のポートフォリオ拡大のため、MGMの買収について協議を行っていました。この協議は進展しませんでしたが、今回のリーズナブルな価格設定は、Appleの魅力を高める可能性があります。AppleはApple TV+のオリジナル番組配信開始1年目には非常に満足しているようですが、既存のIPをサービスに追加する意欲も示しています。

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多くの企業が急速に新しいストリーミングサービスを構築しているため、MGMへの関心は間違いなく高まっています。同社を買収するスタジオやサービスは、膨大な人気フランチャイズ作品群を手に入れることになります。代表的な作品としては、『ジェームズ・ボンド』、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』、『ターミネーター』、『スターゲイト』、『ピンク・パンサー』、『ホビット』などが挙げられます。また、アダムス・ファミリー、『ビルとテッド』、『ロッキー』、『キューティ・ブロンド』シリーズのエル・ウッズといった人気キャラクターの権利も保有しています。

Appleは2014年にBeatsを30億ドルで買収し、この買収は同社にとって大きな成功を収めました。MGMの膨大なポートフォリオを50億ドルで買収するのは、実に妥当な金額と言えるでしょう。AppleがMGMを買収するのは非常に理にかなっています。一度売却すれば、Apple TV+で数多くの人気シリーズや新作を瞬時に獲得できるからです。

掲載写真クレジット:カリフォルニア州ビバリーヒルズ – 2020年10月28日:カリフォルニア州ビバリーヒルズのMGMスタジオ全景。(写真:AaronP/Bauer-Griffin/GC Images)

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