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アップル、リキッドメタルの独占権を1年間延長
2015年6月23日午後2時(太平洋標準時)
リキッドメタルのユニークな金属合金を消費者向け電子製品に使用する権利を確保した Apple の当初の契約は2015 年 2 月まで延長されていましたが、本日、Apple がさらに1 年間の権利を確保したことが証明され、この素材に対する同社の継続的な関心が示唆されました。
2015年6月17日、Liquidmetal Technologies, Inc.(以下「当社」といいます)とApple Inc.(以下「Apple」といいます)は、2010年8月5日に締結され、2012年6月15日および2014年5月17日に修正されたMaster Transaction Agreement(以下「MTA」といいます)の3回目の修正(以下「3回目の修正」といいます)を締結しました。MTAおよび2012年と2014年の最初の2回の修正に基づき、当社は、2010年8月5日から2015年2月5日までに当社が取得または開発したすべての知的財産を当社の特別目的子会社であるCrucible Intellectual Property, LLCに提供することが義務付けられ、Crucible Intellectual Property, LLCが保有するすべての知的財産は、MTAに基づき、消費者向け電子製品の使用分野においてAppleに永久的に独占的にライセンス供与されていました。第 3 次修正条項に基づき、両党は 2015 年 2 月 5 日を 2016 年 2 月 5 日まで延長することに合意しました。第 3 次修正条項の発効日は 2015 年 2 月 26 日です。
Appleは、SIMカードインジェクターツールでこの素材をテストしたという報道以外、この素材を製品に使用したことはありませんが、2012年にLiquidmetalの発明者は、この素材が大規模に使用できるようになるまでには3~5年、MacBookの筐体などに実装するにはさらに2~4年かかると指摘していました。発明者によると、Appleはまずヒンジやブラケットなどの小型部品にこの技術を適用する可能性が高いとのことです。時計メーカーは、この素材を従来の腕時計の部品に使用していることが知られています。
(MacRumors経由)