サムスンはアップルに先駆けて顔認証機能を搭載したスマートフォンを発売したが、これまでの取り組みは2D認証にとどまっており、目を見張るほどのものではなかった。サムスンの最新モデルでさえ、写真や動画で誤認される可能性があるが、今後状況は変わるかもしれない…

韓国の報道（  Korea Herald経由）によると、サムスンは、AppleのFace IDと同等のセキュリティレベルを提供できる可能性のある3Dシステムを開発中のサプライヤー数社と提携しているとのことだ。

3月15日の報道によると、イスラエルの新興企業Mantis Visionは、サムスン電子の次世代Galaxy Sスマートフォン（仮称Galaxy S10）向けの3Dセンシングカメラソリューションの開発に取り組んでいるという。

韓国のニュースメディア「The Bell」は、イスラエルの新興企業がカメラモジュール企業Namugaと提携し、3Dセンシングソフトウェアをカメラモジュールに統合していると報じた。

Namuga は、ASUS、HP、Dell、Lenovo、Acer などの企業のラップトップやタブレットで使用される Intel realSense カメラ用の 3D モジュールを供給しています。

サムスンは、市場に先駆けたという称賛を得るために、ローテクな2D方式を採用しました。しかし、そのシステムには大きな欠陥があり、決済などの安全なアプリケーションへの使用は許可しませんでした。一方、アップルは、Touch IDよりも高いセキュリティを提供できる技術が完成するまで待ったのです。

3Dスキャンは2Dスキャンよりも大幅に安全ですが、Face IDはまだ完璧ではありません。Appleが発売時に警告したように、双子や場合によっては近親者でも騙される可能性があります。

グラフィック: wccftech.com

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