フォックスコンの労働者と活動家は、FLA監査後もアップル工場に変化はないと主張c

フォックスコンの労働者と活動家は、FLA監査後もアップル工場に変化はないと主張c
フォックスコンの労働者と活動家は、FLA監査後もアップル工場に変化はないと主張c

今月初め、フォックスコンが公正労働協会(FLA)の勧告に基づき労働条件改善で合意し、iPhoneとiPadの組立工場の改善にかかる初期費用をアップルと分担すると発表したことをお伝えしました。ロイター通信の報道によると、本日、労働監視団体「Student & Scholars Against Corporate Misbehavior(企業の不正行為に反対する学生・学者)」が、FLAの監査以降、フォックスコンの工場に大きな変化はないとする報告書を発表しました。

労働監視団体「企業の不正行為に反対する学生と学者の会(SACOM)」が木曜日に発表した最新の報告書は、フォックスコンの複数の工場を訪問し、170人の労働者に聞き取り調査した結果に基づき、高い生産目標、非人道的な扱い、全体的な賃金カットの兆候など、権利侵害が「依然として常態化している」と指摘した。

「現場の経営陣は労働者に対し屈辱的な懲戒処分を課し続けている」と声明は述べた。

「上記の調査結果は、アップルとフォックスコンが心を入れ替えていないことを示している」と報告書は付け加えた。

ロイターの報道によると、最近一部従業員の賃金が16~25%引き上げられたにもかかわらず、平均賃金は減少し、一部の従業員は「昇給後もサービス残業を強いられた」という。フォックスコンの観蘭工場の従業員は ロイター通信に対し、  「仕事のプレッシャーは依然として大きい…あまり変化がない。私たちは依然として非常に厳しいプレッシャーにさらされている」と語った。

フォックスコンはロイター通信への声明でSACOMの報告に応えた 。

「従業員の福利厚生は間違いなく当社の最優先事項であり、中国で100万人を超える従業員に安全で前向きな労働環境を提供するために懸命に取り組んでいます。」

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