ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、Appleが新たなスマートホーム製品を開発中だと報じています。これは、スマートスピーカーとカメラを統合したApple TVセットトップボックスの大幅な進化版です。Rokuのストリームバーに似たコンセプトで、このデバイス1台でリビングルームを包括的なマルチメディアシステムにアップグレードできるでしょう。

このデバイスは、ビデオストリーミングアプリやゲームコンソールへのアクセスなど、ユーザーがApple TVボックスに期待する機能のほか、HomePod風のスマートスピーカー機能、スマートホームセキュリティやリビングルームでのFaceTime用のカメラも提供する。

ブルームバーグは、このデバイスはまだ開発の初期段階にあり、実際の消費者向け製品としては発売されない可能性があると警告している。

このニュースは、Appleが大型スピーカー「HomePod」の製造を中止したことを受けて発表されました。Appleの顧客は、セットトップボックス「Apple TV」の次世代モデルもまだ待っています。噂によると、Apple TVの改良版が今年中に登場することが予想されています。

スマートスピーカーとテレビのセットトップボックスの組み合わせは、自然な進化のように思えます。今のところ、Apple TVでSiriに話しかけるには、リモコンのマイクボタンを長押しする必要があります。Apple TVが常に聞き耳を立ててくれるようになれば、もっと洗練されたものになるでしょう。

Appleの競合他社は既に同様の製品をリリースしています。前述のRoku Streambarに加え、AmazonはストリーミングボックスとAlexaスマートスピーカーの両方の機能を備えたFire TV Cubeを販売しており、遠距離マイクを搭載しているため、部屋の反対側からでも音声で操作できます。

3月にブルームバーグが報じた、Appleがディスプレイ付きスピーカーハードウェアに取り組んでいるという報道を補足し、本日の報道では、Appleがタッチスクリーン付きスマートスピーカー製品も検討していると伝えている。

このようなデバイスは、iPadとHomePodスピーカーを組み合わせ、ビデオチャット用のカメラも搭載する。Appleは、Amazonの最新Echo Showガジェットのように、部屋中をユーザーを追いかけるロボットアームでiPadとスピーカーを接続することを検討している。

349ドルのHomePodは、ほとんどの消費者にとって購入を検討するにはあまりにも高価すぎました。99ドルのHomePod miniは、100ドルを切る価格設定が大きな要因となり、好評を博したようです。低価格帯のAmazon Echo DotやGoogle Home Miniといった製品と比べても遜色ありません。しかし、AmazonとGoogleはどちらも、視覚的なUIを提供するディスプレイを搭載したスマートスピーカーを提供しています。比較すると、Amazon Echo Showは約250ドルで販売されています。

コンボ TV ボックス/スピーカーとタッチスクリーン HomePod はどちらもまだ先のことのようで、来年中に発売される可能性は低いようです。

近い将来、Appleユーザーは、アップグレードされたプロセッサと新しいリモコンを搭載した新しいApple TVのリリースを期待できます。Appleは2021年末まで、おそらく秋に新しいApple TVを発表すると予想されています。

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