2023年モデルのiPhoneは引き続きクアルコムの5Gモデムを採用

2023年モデルのiPhoneは引き続きクアルコムの5Gモデムを採用
2023年モデルのiPhoneは引き続きクアルコムの5Gモデムを採用
iPhone 5G Qualcomm Appleモデム

AppleはiPhone向けに独自のモデムチップを開発しており、一部報道では2023年にもその使用を開始すると示唆されていた。しかし、Qualcommの声明によると、Appleは2023年モデルのiPhoneには自社製チップではなくサードパーティ製のモデムを使い続けると示唆されている。

アップル、iPhoneに自社製5Gモデムを搭載する計画を延期

ブルームバーグが水曜日に報じたところによると、クアルコムは投資家に対し、アップルへのモデム供給における「現在の足場を維持する」と表明した。同社は以前、2023年までにアップルのモデム需要のわずか20%しか供給できないと予想していた。

この声明は、Appleが来年からQualcommの5Gモデムを廃止し、自社製チップを採用するというこれまでの報道とは逆の方向を示している。

2019年、AppleはIntelのスマートフォンモデム部門を10億ドルで買収しました。この買収により、Appleは17,000件を超える特許ポートフォリオと2,200人を超えるIntel従業員を獲得しました。しかし、QualcommとAppleは特許使用料をめぐって法廷闘争に発展し、最終的に2025年までの6年間の契約を締結しました。

当然のことながら、Appleはサードパーティサプライヤーへの依存度を下げることに強い関心を寄せており、特にMacコンピューターでIntelプロセッサを自社製チップに置き換えている時期には、その傾向が顕著です。しかし、Intelの5GモデムはQualcommのモデムほど効率が良いとは言えません。Bloomberg、Appleが製造した試作チップが過熱の問題を抱えていると報じています。

一部の無線周波数コンポーネントはAppleが設計したものの、iPhone 14およびiPhone 14 Proモデルで使用されている衛星通信モジュールのサプライヤーもQualcommであることは注目に値します。

Appleはこの件についてコメントを控えたが、今のところ少なくとも2024年まではApple独自の5Gモデムを搭載したiPhoneは登場しないと思われる。

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