
本日のゴールドマン・サックス・テック・カンファレンス 2015 での講演で、Apple CEO のティム・クック氏は、同社がカリフォルニア州モントレー郡に太陽光発電所を建設するという新たな取り組みを発表した。クック氏はこれを Apple のこれまでの「最大かつ最も大胆で野心的な」エネルギープロジェクトと呼んだ。
「Appleは気候変動が現実であることを認識しています…議論の時は過ぎ、今こそ行動を起こす時だと考えています…現在、すべてのデータセンターを再生可能エネルギーで稼働させています…本日、私たちはこれまでで最大かつ最も大胆で野心的なプロジェクト、モントレー郡に太陽光発電所を建設することを発表しました…」
Apple社によると、この新しい太陽光発電所は、カリフォルニア州の事業所(55の直営店、建設中のキャンパス2全体、カリフォルニア州内の他のオフィス、そして少なくとも1つのデータセンターを含む)の電力を賄うことになるという。Apple社の新しいキャンパス2だけでも、完成すれば280万平方フィート(約280万平方メートル)の敷地に約1万6000人の従業員が入居する予定だ。
Appleによると、新たな太陽光発電所はモントレーの約1,300エーカーの土地に建設され、建設費は約8億5,000万ドルになる予定だ。Appleはこのプロジェクトでファーストソーラーと提携している。
ファースト・ソーラーは、このプロジェクトに関して独自の発表を行い、「Appleは、カリフォルニア州モントレー郡にあるファースト・ソーラーのカリフォルニア・フラッツ太陽光発電プロジェクトのクリーンエネルギーに8億4,800万ドルを投じています。Appleは、25年間の電力購入契約(PPA)に基づき、この太陽光発電プロジェクトの130メガワット(MW)ACの電力を受け取ることになります。これは、商業エンドユーザーにクリーンエネルギーを提供する業界最大の契約です」と述べています。
この敷地の建設は2016年末までに完了する予定で、これはAppleがキャンパス2の建設を完了する予定とほぼ同時期だ。
アップルはすでに、ネバダ州リノのデータセンターに隣接する137エーカーの太陽光発電所や、ノースカロライナ州メイデンのデータセンター付近の2か所の太陽光発電所など、他の太陽光発電所を運営している。
クック氏によると、モントレー太陽光発電所が完成すれば、この再生可能エネルギーはカリフォルニア州の6万世帯に電力を供給できるという。
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