多くの新機能を搭載した 5 つのベータ版を経て、Apple は来週の最終リリースに先立ち、ついに tvOS 15.4 と HomePod 15.4 RC を開発者に提供します。

本日のビルドは19L6440です。変更がなければ、Appleは数日以内にこのバージョンを全ユーザーにリリースする可能性が高いでしょう。現在、開発者とパブリックベータテスターはtvOS 15.4のリリース候補版を試すことができます。HomePod 15.4については、一部の開発者のみが利用可能です。

tvOS 15.3の小規模アップデートの後、AppleはtvOS 15.4にいくつかの新機能を追加しました。例えば、Apple TVで煩わしいキャプティブWi-Fiネットワークにサインインするための便利な方法が追加されました。

Appleによると、tvOS 15.4とHomePod 15.4ではキャプティブWi-Fiネットワークのサポートが追加され、iPhoneやiPadを使ってApple TVやHomePodを、追加のサインイン手順が必要なネットワークに接続できるようになるとのことです。同社はリリースノートで以下のように説明しています。

tvOS のキャプティブ Wi-Fi ネットワーク サポートにより、iPhone または iPad を使用して、ホテルや寮など追加のサインイン手順が必要なネットワークに Apple TV を接続できます。(8351052)

それだけでなく、tvOS 15.4ベータ版のApple TVビデオプレーヤーには、「再生中」画面から表示できる「次に観る」キューが追加されました。ユーザーはそこから「次に観る」キューに追加したコンテンツを選択できます。タップするだけで、選択した映画やシリーズの再生が開始されます。これにより、Apple TVアプリのメイン画面に戻って「次に観る」セクションを探し、別のコンテンツを選択する必要がなくなります。

Appleはまた、2021年8月中旬に削除した「タップしてナビゲート」機能を物理およびモーターオプションに復活させる予定です。

さらに、同社はtvOS 15.4で空間オーディオコントロールも刷新しました。tvOS 15.4に加えて、

HomePod 15.4 beta 4では、Siriにオランダ語の音声認識機能が追加されました。これにより、HomePod miniがオランダでも発売されるのは時間の問題と言えるでしょう。また、Appleは両方のOSで、新しいアメリカ英語のSiri音声も搭載する予定です。

同社はまた、iOS 15.4、iPadOS 15.4、macOS Monterey 12.3、watchOS 8.5 の RC バージョンもリリースしています。

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