
英国の通信事業者O2は本日、アップルのiPhone 3Gが企業から大きなシェアを奪うだろうと発表した。
同ネットワークはiPhoneの法人向け料金プランを明らかにしたが、ほとんどのAppleウォッチャーにとってより興味深いのは、同社が製品のベータテスト中に同デバイスが法人ユーザーに及ぼす影響について肯定的な見解を示したことだ。
O2 UKのビジネスセールス責任者ベン・ダウド氏は、Silicon.comに対し、シティグループ、ロジカ、マクドナルドなど15社の法人顧客を対象にiPhone 3Gのベータテストを実施したと語った。ダウド氏は、フィードバックは「非常に肯定的」だったと述べ、テスターたちはiPhone 3Gの使い勝手の良さや使いやすさを実感し、デバイスについてさらに詳しく知りたいという要望があったと説明した。
ダウド氏はさらにこう述べた。「こうしたフィードバックに加え、アップルがフォーチュン誌上位500社の顧客の約30%から得たフィードバックは、いずれも非常に肯定的なものでした。これは間違いなくビジネスの世界で活用できるでしょう。」
デバイスのセキュリティについて問われたダウド氏は、他のアナリストの意見とは対照的に、O2の企業顧客はテスト中にセキュリティについて問い合わせてこなかったこと、そして米軍でさえiPhone 3Gのテストを行っていることを明らかにした。また、O2は自社のネットワークシステムにおいて、iPhoneがサポートするCisco IP VPNセキュリティを使用していることも指摘した。
Appleが企業ユーザーに提供しているソリューションの唯一の弱点は、企業所有のiPhoneユーザーがデータを同期するために、各自のコンピュータにiTunesをインストールする必要があることだろう。一部の企業はこれに不満を抱くかもしれないが、O2は各企業のITチームと協力して「実現」すると約束している。
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