シーゲイト、世界初となる8TBハードドライブを出荷

8TBハードドライブは、超大容量、エネルギー効率、業界最低のTCOを誇ります

カリフォルニア州クパティーノ 発 — ストレージソリューションの世界的リーダーであるSeagate Technology plc（NASDAQ:STX）は本日、世界初となる8TBハードディスクドライブの出荷を発表しました。ストレージにおける重要な前進となるこの8TBハードディスクドライブは、クラウドコンテンツ、オブジェクトストレージ、バックアップ・ディザスタリカバリストレージにおいて、超大容量、優れたエネルギー効率、そして業界最低水準の総所有コスト（TCO）を備えたスケールアウト型データインフラストラクチャを実現します。

「モバイル化が進むにつれ、データの作成と消費に使用されるデバイスの数が急増し、非構造化データの爆発的な増加につながっています。そのため、クラウド構築者は、プライベートデータセンターとクラウドベースのデータセンターの両方において、コスト効率の高い大容量ストレージを構築する革新的な方法を模索する必要に迫られています」と、シーゲイトのマーケティング担当副社長、スコット・ホーンは述べています。「シーゲイトは、世界初の8TB HDDを提供することで、この課題に対処します。これは、デジタルデータの作成、消費、そして長期保存が溢れる世界において、大容量ストレージの需要増加に対応するために必要となる容量増加に対応する画期的な新ソリューションです。」

8TBハードドライブは、様々なアプリケーションにおける容量拡張の基盤として、オンラインコンテンツストレージ向けの大容量データストレージソリューションを提供します。業界標準の3.5インチHDDにおいて、増大し続ける非構造化データへの対応に必要な最高の容量密度を提供します。1つのドライブスロットに最大8TBのストレージ容量を搭載することで、既存の設置面積内で最大限のラック密度を実現し、データセンターのフロアスペースを最も効率的に活用できます。

「公共および民間のデータセンターは、膨大な量の非構造化デジタルコンテンツを効率的に保存することに苦慮しています」と、IDCのハードディスクドライブ担当リサーチバイスプレジデント、ジョン・ライドニング氏は述べています。「Seagateの新しい8TB HDDは、データセンターのストレージ密度を向上させる新たな選択肢をIT管理者に提供し、エンタープライズストレージにおいて最も大きく、最も急速に成長しているデータカテゴリの一つに経済的に取り組むことに貢献します。」

8TBハードディスクドライブは、より少ないコンポーネントでシステム容量を拡張し、システムと人員の効率性を高めながら電力コストを削減します。動作時の消費電力が低いため、確実にエネルギーを節約し、全体的な運用コストを削減します。エンタープライズ向け大容量データストレージとして業界最高のワット/GBを誇り、お客様の経済的なデータ保存を支援します。

Cleversafeは、Seagateと再び提携し、真に革新的なストレージソリューションをお客様に提供できることを大変嬉しく思います。この新しい8TBハードディスクドライブは、TBあたりのコストを極めて低く抑えながら、大規模アプリケーションに求められる性能と信頼性を実現しており、最適化されたハードウェアと大規模なスケールアウトに必要なコスト構造を求める企業やサービスプロバイダのお客様のニーズを満たすのに最適です」と、Cleversafeの研究開発担当シニアバイスプレジデント、トム・シャーリー氏は述べています。

エンタープライズクラスの信頼性とアーカイブワークロードのサポートを備え、マルチドライブRV耐性により高密度環境でも一貫したエンタープライズクラスのパフォーマンスを実現します。また、実績のあるSATA 6Gb/sインターフェースを搭載しており、プライベートおよびパブリックデータセンターの両方において、コスト効率に優れた容易なシステム統合を実現します。

出荷は現在一部の顧客向けに開始され、次の四半期には広範囲で利用可能になります。

Seagateについて
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