ブラックベリーCEO、アップルのプライバシーに対する姿勢を批判、「評判を公共の利益よりも優先している」と発言c

ブラックベリーCEO、アップルのプライバシーに対する姿勢を批判、「評判を公共の利益よりも優先している」と発言c
ブラックベリーCEO、アップルのプライバシーに対する姿勢を批判、「評判を公共の利益よりも優先している」と発言c

ブラックベリーのCEO、ジョン・チェン氏は、顧客データのプライバシーに関するアップルの強硬姿勢を批判するブログ記事を投稿し、ブラックベリー自身のプライバシー保護の取り組みは「犯罪者には適用されない」と主張した。アップルの名前は直接挙げていないものの、チェン氏は arsTechnicaの 記事へのリンクを貼っており、その中でニューヨーク連邦判事は、麻薬密売容疑者が所有していたiPhoneをめぐる訴訟において、アップルの姿勢に不快感を表明した。

政府関係者は長年にわたり、テクノロジー業界に支援を求めてきましたが、冷淡な対応にしか見えませんでした。実際、世界有数のテクノロジー企業の一つは最近、麻薬密売人に関する捜査において、合法的なアクセス要請を拒否しました。その理由は、アクセスすれば「企業ブランドに著しい傷がつく」からです。企業が社会全体の利益よりも自社の評判を優先する時、私たちはまさに暗い状況に陥ります。

AppleはiMessageとFaceTimeの両方にエンドツーエンドの暗号化を使用しており、同社がこれらの通信を解読することは不可能となっている。また、iOS 8ではiOSデバイスの強力な暗号化を導入したため、同社がロックされたデバイスにアクセスできなくなっている。

アップルのアプローチに対しては、米国司法長官FBI司法省その他の法執行機関が反対しており、 パリ攻撃の後には国土安全保障委員会とCIAもこれに加わった。

チェン氏は、安全な通信を基盤とする企業のトップとして、自らの立場の皮肉さ、そして自社のデバイスのプライバシーが侵害される可能性があることを暗に示唆することで企業の評判が損なわれる可能性を認識していないようだ。私が最近の意見記事で主張したように、法執行機関が利用することを想定し、そこに穴を掘れば、犯罪者が侵入するのは時間の問題だ。

Business Insiderより。写真:Bidness Etc.

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