
調査会社Strategy Analyticsは、Android搭載タブレットの出荷台数が、ついにタブレット市場全体に大きな影響を与え始めていることを明らかにしました。iPadが依然として市場をリードしていますが、Androidタブレットも存在感を示し始めています。調査会社の調査によると、6月四半期のタブレット出荷台数は1,510万台を超え、前年同期の350万台から大幅に増加しました。Appleは、6月四半期のiPad出荷台数が925万台に達し、タブレット市場全体の61.3%のシェアを獲得し、世界トップの座を獲得しました。
一方、Androidタブレットの市場シェアは、2010年6月の2.9%から2011年6月には30.1%へと急上昇しました。これは、販売台数455万台に基づくと、驚くべき27.2%ポイントの増加です。前年同期ではAppleが94%のシェアを誇っていたため、iPadの33%ポイントの低下は、どう見ても大きな差です。GSM Arenaは、 「市場シェアで見ると、前四半期のiOSのリードは、前年同期のほぼ3分の1に縮小している」と指摘しています。確かに、市場のダイナミクスの変化は全く驚くべきことではありませんが…
1年前、Googleのタブレット向けAndroid Honeycombソフトウェアがまだ準備が整っていなかったことを思い出してください。その結果、Apple以外のベンダーはiPadの優位性に対抗する十分な能力を持っていませんでした。多くのベンダーが参入し、様々なフォームファクター、サイズ、価格帯のデバイスを市場に大量に投入する中で、最も熱狂的なAppleファンでさえ、タブレット市場におけるAppleの優位性が永遠に続くとは考えていないのは当然でしょう。Strategy Analyticsの調査によると、Windows搭載タブレットの販売台数(4.6%)がResearch In MotionのBlackBerry PlayBookタブレット(3.3%)を上回っているのは興味深いことです。RIMはNokiaと同様に、かつてはスマートフォンプラットフォームのリーダーであったRIMが、消費者がAndroidやAppleデバイスに殺到したことにより、スマートフォンとタブレットの両方で二番煎じになってしまうという、独自の世間的な認識の問題に直面しています。 BlackBerryメーカーは人材流出にも直面しており、PlayBookのプロダクトマネージャーがサムスンに移籍した。これは1カ月の間にRIMから3人目の注目を浴びた退職となる。
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