ソニー、iTunesから自社楽曲を削除する可能性を示唆c

ソニー、iTunesから自社楽曲を削除する可能性を示唆c
ソニー、iTunesから自社楽曲を削除する可能性を示唆c



アップルの「Think different」キャンペーンに出演するボブ・ディラン

TheAgeとのインタビューで、ソニー幹部のマイケル・エフライム氏は、ソニーとの確執により、AppleのiTunesミュージックストアからソニーの音楽コンテンツを削除する可能性を示唆した。1月末、Appleはソニーの電子書籍リーダーアプリをiOS App Storeから削除したため、今回の両社間の確執に至った。

ソニーは、「Music Unlimited」という新しい音楽サービスを開始する予定です。このサービスでは、600万曲以上の楽曲ライブラリを、ソニー製テレビ、プレイステーション、ブルーレイプレーヤーなど、多くのデバイスにストリーミング配信します。エフライム氏は、ソニーのオンライン音楽サービスに対する新しいアプローチは、複数のデバイスに直接ストリーミング配信でき、コンピュータアプリケーション(iTunes)を介してケーブルで同期する必要がないため、Appleのサービスよりもオープンだと述べました。

ソニーがiTunesから音楽コンテンツを削除することは大きな出来事となるでしょう。ソニーのライブラリには、ボブ・ディラン(スティーブのお気に入り)、ビヨンセ、ガイ・セバスチャンといった人気アーティストが収録されているからです。ソニー幹部の以下の発言からも、大きなヒントが伺えます。

もし(普及が進んだ場合)ソニーミュージックはiTunesにコンテンツを提供する必要があるのでしょうか?」とエフライム氏は尋ねた。「現状では必要です。iTunesが現在のフォーマットなので、提供しなければなりません。」

「出版社はアップルに脅迫されており、他の配信システムを探している。今後3年から5年で何が起こるか見守るしかない。」

Appleは、ノースカロライナ州に新たに建設した強力なデータセンターを活用し、まもなく独自のオンライン音楽ストリーミングサービスを開始すると予想されています。Appleは2009年末に音楽ストリーミング会社Lalaを買収しており、買収によって得られた新たなリソースを活用して独自のストリーミングサービスを構築するのではないかとの憶測が広がっています。

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