7月19日のiOS 10.3.3リリースに続き、Appleは本日夕方、iOS 10.3.2への署名を停止しました。つまり、今後ユーザーはデバイスをiOS 10.3.2にアップグレードまたはダウングレードできなくなります。

ほとんどの場合、Appleはアップデートされたファームウェアのリリース後すぐに古いファームウェアへの署名を停止します。これは、アップグレード時にユーザーを最新かつ最高のiOSバージョンへと優しく誘導し、古いバージョンへのダウングレードを防ぐための方法です。

Apple が古いファームウェアへの署名を停止することを決定した理由は多岐にわたるが、簡単に言えば、ユーザーに最新の機能、そしてさらに重要なことに、デバイス上で最新のセキュリティアップデートを利用してもらいたいということだ。

ファームウェアの署名期間を短縮することは、脱獄を阻止する上でも有効な手段です。Appleは脱獄に関連する脆弱性を修正し、復元時にユーザーに修正済みの新しいファームウェアへのアップデートを強制するからです。これは、脱獄済みのユーザー、あるいは脱獄を検討しているユーザーがiOSの新しいバージョンへのアップデートを躊躇する理由の一つです。

特定のデバイスの署名ステータスを確認したい場合は、IPSW.me が最適なリソースです。

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