Zoom、有料会員向けに強力な暗号化を導入予定と報道c

Zoom、有料会員向けに強力な暗号化を導入予定と報道c
Zoom、有料会員向けに強力な暗号化を導入予定と報道c
ズーム

Zoomは、ユーザーのセキュリティ強化のため、「ビデオ通話の暗号化を強化する」と発表しました。ロイター通信の報道によると、同社はこの強力な暗号化をZoomの有料会員のみに展開し、無料会員には適用しない予定です。

これまで何度もお伝えしてきたように、COVID-19パンデミックの影響でZoomの利用が大幅に増加しました。しかし、その増加に伴い、プライバシーとセキュリティに関する懸念が相次ぎ、Zoomはそれらの是正に取り組んできました。同社は修正やポリシー変更を実施し、プライバシーを重視する姿勢を繰り返し強調してきました。

ロイター通信によると、Zoomは現在、「有料顧客や学校などの機関が主催するビデオ通話の暗号化を強化する」計画だという。しかし、Zoomの無料版のみを利用しているユーザーは、強化された暗号化対策を利用できない。

今月初め、Zoomが暗号化メッセージとファイル共有を専門とするスタートアップ企業Keybaseを買収したと報じられました。おそらく、この技術がZoomの暗号化ビデオ通話の基盤となるのでしょう。

インタビューの中で、Zoomのセキュリティアドバイザーであるアレックス・スタモス氏は、計画はまだ変更される可能性があると説明した。

スタモス氏はインタビューで、この計画は変更される可能性があり、非営利団体や反体制派などのユーザーが、より安全なビデオ会議を可能にするアカウントの対象となるかどうかはまだ明らかではないと述べた。また、この計画には技術、安全性、ビジネス上の要素が組み合わされており、プライバシー擁護者から賛否両論の反応があったと付け加えた。

Zoomの広報担当者は9to5Macへの声明で次のように述べた。

「Zoomのエンドツーエンド暗号化へのアプローチは、先週公開されたばかりの暗号化設計の草案から、どの顧客に適用するかについての継続的な議論まで、まさに進行中の作業です。」

より具体的な情報はまだ不明ですが、エンドツーエンドの暗号化の追加はZoomにとって注目すべき一歩となるでしょう。AppleのFaceTimeプラットフォームはすでにエンドツーエンドの暗号化を提供していますが、FaceTimeはCOVID-19パンデミック中にZoomが普及させたような普及には至っていません。

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