本日発表された新たな調査によると、iPhoneの忠誠度は過去最低を記録しています。BankMyCellが実施したこの調査によると、iPhoneのリテンション率は過去1年間で15%減少しています。

CNETが詳しく報じているように、BankMyCellは10月以降、3万8000人のスマートフォン下取りを追跡し、Appleブランドへの忠誠心に焦点を当てています。このデータによると、iPhoneのリテンション率は2018年3月のデータと比較して15.2%減少しました。

レポートによると、iPhone Xを下取りに出した人の26%が他社製品に乗り換えたのに対し、SamsungユーザーでiPhoneに乗り換えたのはわずか7.7%でした。Androidスマートフォンを下取りに出した人の92.3%はAndroidシステムを維持しました。データによると、iPhoneのモデルを問わず下取りに出した人のうち、Samsungスマートフォンに乗り換えたのは18%でした。

BankRollは自社データと他社データを組み合わせた結果、iPhoneの忠誠度が2011年以来最低の73%に落ち込んだと結論付けています。これは、2017年の忠誠度92%と比較すると低い数字です。

このデータには注目すべき点がいくつかあります。まず、サンプルサイズが比較的小さく、ほぼすべてが特定のBankMyCellサービスを利用している顧客からのものであるように思われます。さらに、CIRPなどの企業による他のデータによると、iOSロイヤルティは引き続き過去最高を記録していることが示唆されています。1月には、CIRPはiOSロイヤルティが91%に達したと発表しました。

一方、カンターとガートナーも本日、スマートフォン業界に関する新たなレポートを発表しました。カンターによると、2019年第2四半期の米国における携帯電話販売の36%をiPhoneが占め、前年同期比で2.4%減少しました。ガートナーが本日発表したデータによると、2019年全体の携帯電話の世界出荷台数は3.8%減少すると予想されています。また、同社は買い替え率の鈍化に伴い、デバイスの寿命が延びると予測しています。

「携帯電話が大きな新しい利便性、効率性、体験を提供しなければ、ユーザーはアップグレードせず、結果的に端末の寿命が延びることになる」とガートナーのリサーチディレクター、ランジット・アトワル氏は声明で述べた。

ガートナーのレポート全文は、こちらからお読みいただけます。

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