

Appleの新しいPowerbeats Proは、Beatsブランド初の完全ワイヤレスイヤホンとして市場に登場しました。発売から数週間後、iFixitがPowerbeats Proの分解を行い、修理は不可能ではないにしても困難だろうと指摘しています。
iFixitによるPowerbeats Proの分解は、ワイヤレスイヤホンの内部にアクセスするのがいかに困難であるかを示しています。イヤホンに沿って切り込みを入れるには、カッターナイフを使用する必要があります。バッテリーとメインボードは、イヤホンのドライバーに接続された3つ目のボードと絡み合っています。分解を完了するために、iFixitはそのコネクタケーブルを切断することにしました。
分解レポートによると、Powerbeats Proイヤホンのバッテリーは「繊細な配線」でマザーボードに半田付けされている。200mWhのバッテリーで、実はSamsungのGalaxy Budsに使用されているものと同じセルだ。これはAirPodsに搭載されている93mWhのバッテリーの2倍以上の容量だ。
Powerbeats Proのバッテリー交換が可能かどうかについて、iFixitは理論的には「完全に不可能ではない」としているものの、決して簡単ではないと述べています。Apple製のH1チップは折りたたみ式マザーボード上に搭載されており、Hey SiriとBluetooth 5.0をサポートしています。
Powerbeats Proの充電ケースに関しては、iFixitはケースを開けるのに「大量の熱と困難なこじ開け作業」を強いられました。ケースの内側には大量の接着剤が使用されており、これはPowerbeats ProのIPX4防水性能に起因していると考えられます。充電ケースには1.3Whのバッテリーが搭載されており、接着剤で固定されています。
最終的に、iFixit は、次の点を挙げて、Powerbeats Pro の修理容易性スコアを 1/10 と評価しました。
- 電池はごく一般的なボタン電池で、軽くはんだ付けされているだけです。
- イヤホンを開ける手順は、それ自体は完全に破壊的なものではありませんが、少なくとも外観上の損傷につながる可能性があります。
- イヤホンの内部回路はすべて、取り外すことができない壊れやすいリボン ケーブルで接続されています。
- 充電ケースは悪夢のような接着剤のバケツです。
Powerbeats Proの分解動画は以下からご覧いただけます。ちなみに、AirPodsは3月の時点で修理容易性スコアが10点満点中0点でした。
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