

Appleは昨日、開発者向けにmacOS 10.14.4 beta 1をリリースしました。iOS 12.2 beta 1の変更点については既に確認済みですが、macOS 10.14.4ではTouch IDによるSafariの自動入力がサポートされることが判明しました。
Safariの自動入力機能を使うと、ウェブサイトに住所、名前、パスワードなどの情報を自動入力できるので、時間を節約できます。しかし、macOSの現在の安定版では、Safariの自動入力機能を使用するには、入力したいデータを手動で選択する必要があり、認証は必要ありません。
しかし、macOS 10.14.4 beta 1では、AppleはSafariの自動入力機能を拡張し、Touch IDに対応させました。これにより、パスワードとアドレスの入力にTouch ID認証が必要となるため、セキュリティが向上し、ワークフローが簡素化されます。
仕組みはこうです。ログインや住所などの入力が必要なサイトでは、該当するフィールドをクリックすると、通常のドロップダウンリストが表示されます。ただし、一番上のオプションにはTouch IDのロゴが表示されます。最初のフィールドをクリックしている限り、サインインに必要な操作は他にありません。
これはかなり便利な機能です。Touch IDボタンに指を置くだけで自動的にログインできます。サイト上のサインイン/ログインボタンをクリックする必要すらありません。この変更はiMoreによって最初に発見され、私たちもその存在を確認しました。
もちろん、この機能を使用するには、Touch ID対応のMacが必要です。現在、Touch ID対応のMacにはMacBook Proと2018年モデルのMacBook Airが含まれます。設定はSafari > 環境設定 > 自動入力から行えます。
macOS 10.14.1は現在、開発者向けベータテスト中です。Touch IDを使ったSafariの自動入力機能は、Appleの開発者向けウェブサイトで公開されているSafariテクニカルプレビューの最新バージョンでも利用可能です。
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