Amazonは、最近発売されたEcho Budsに基本的なワークアウトトラッキング機能を搭載することを検討しているようです。CNBCは本日、Echo BudsをiPhoneに接続すると、iOSのAlexaアプリに「フィットネス」セクションが表示されたと報じました。

このフィットネス サブメニューには、フィットネス プロフィールを作成するオプションと、追跡を開始するために「Alexa、ワークアウトを開始して」と言う指示が表示されます。

現状では、Echo Budsを使ったワークアウトのトラッキングはごく基本的な機能にとどまっています。心拍数モニタリングはサポートされておらず、アプリは時間、距離、ペース、歩数を記録するのみです。これらのデータはワークアウト後にAlexaによって読み取られ、Alexaアプリ内で確認することができます。

「ワークアウト」の見出しの下に、「アレクサ、ワークアウトを開始して」と話しかけることでワークアウトの追跡を開始できることが示されました。

そう言うと、「OK、ワークアウトを始めます」と表示されました。Echo Budsを耳に装着したままオフィス内を歩き回ると、どうやら私の動きをトラッキングしているようで、「1分37秒ワークアウトしました。0.04マイルを記録しました。平均ペースは1マイルあたり44分13秒です。歩数は114歩です」と教えてくれました。

この新しいフィットネスセクションは、まだすべてのEcho BudsユーザーのAlexaアプリに表示されていません。これは、Amazonがこの機能のテストをまだ初期段階にあることを示唆しており、ワークアウトトラッキング機能が全く展開されない可能性も残っています。

このレベルのフィットネストラッキングはむしろ初歩的で、Apple Watchが提供するデータとは比べものになりません。とはいえ、Amazonが健康トラッキングに本格的に参入したのはこれが初めてです。

AmazonのEcho Budsは現在129ドルで発売されており、Alexaとの連携やノイズキャンセリング機能などを搭載しています。以前の報道では、Echo Budsがフィットネストラッキングに対応すると示唆されていましたが、本日の報道では、Amazonが後からフィットネス機能を追加する可能性を示唆しているようです。

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