iPhone 4のカラー変換は、ホワイトのiPhone 4の発売延期以来、頻繁に行われてきた現象です。そして今日、Appleはこうした変換を阻止しようと動き出しているようです。この動きは、先週、オークションサイトeBayで販売されていた複数のホワイトiPhoneの出品がAppleの手によって削除された可能性があると報じた時点で既に始まっていたのかもしれません。iPhone 4のブラックからホワイトへのカラー変換が簡単にできるのは、ユーザーがiPhone 4の底面にあるネジを取り外せるからです。

iPhone 4の底面のネジは比較的簡単に外すことができたため、フロントパネルとブラックメッキのカラーリングを素早く変更することができました。ところが、AppleはiPhone 4の純正ネジを、より取り外しにくいトルクスネジに交換するようです。トルクスネジは不正開封防止機能を持つと知られており、取り外しが非常に困難です。Appleの最新MacBook Airにも、非常に壊れやすいバッテリーを搭載しているため、トルクスネジが採用されています。さらに、内部情報筋によると、これはGenius Barの新しいポリシーとのことです。

ここで非常に興味深いのは、iPhone 4の発売以来、Appleのプロモーション画像にトルクスネジが使われていることです。これは、Appleが土壇場でトルクスネジを廃止したか、あるいはそれに類する何かを企てたのではないかと推測させます。

Appleは、iPhone 4sでこのネジ式の変更を行っているようです。これらのiPhoneは、直営店のGenius Barで交換または修理されます。Appleが通常の販売チャネルで販売される新品のiPhoneにもこの変更を行うかどうかは、現時点では不明です。いずれにせよ、Appleのこの変更は、ユーザーがiPhone 4の色を変更することを厳しく禁じていることを示しています。つまり、白いiPhone 4が欲しい方は、Appleは春まで待つように強く勧めているということです。トルクスネジのないiPhone 4の画像は、次のリンク先をご覧ください。

最新情報：AppAdviceによると、新しく購入したiPhone 4には、不正開封防止用のトルクスネジが使用されているとのことです。これは、Appleが修理・交換に出したiPhone 4のネジを交換するだけでなく、新品のデバイスにも新しいネジを使用していることを意味します。

追記2：どうやらこれらは実際には「トルクスネジ」ではなく、別のネジのようです。見た目はトルクスネジに非常に似ていますが、取り外しが困難になるように作られています。Appleがネジのデザインを変更し、ユーザーが取り外しにくくしているという点では、話の本質は変わりません。

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