Googleのマッピングイベントが現在サンフランシスコで開催されており、予想通り、強化された3Dマップ体験がAndroidとiOSの両方で利用可能になると発表されました。GoogleはすでにiOS向けにEarthアプリを提供しています。AppleがiOSマップアプリにおけるGoogleマップタイルの置き換えを準備していることは明らかなので、GoogleはEarthアプリにマップデータを挿入しようとするかもしれません。

AppleはこれまでiOSマップアプリケーションの実際の設計を完全に管理してきましたが、バックエンドはGoogleが担ってきました。iOS 6では、GoogleがPlacebase、C3 Technologies、Poly9を買収したことで状況が一変します。これらの買収によってAppleは完全なマッピングデータベースを構築してきました。現在、アプリケーションは完全に自社開発されているため、単に「マップ」と呼ばれています（バックエンドがあるため、現在のバージョンをGoogleマップと呼ぶ人もいます）。iOS 5のリリース前に、AppleとGoogleがマップに関する契約を延長したことをお伝えしましたが、その契約終了時期が明らかになりました。

Appleが独自の3Dマップアプリをリリースした今、GoogleはAppleがGoogle Earthの改良やスタンドアロンのGoogleマップアプリをブロックすれば「反競争的だ」と叫ぶだろう。Googleマップ担当副社長のブライアン・マクレンドン氏も質疑応答の中で、本日発表されたオフラインマップ機能をiOSとAndroidに提供するために全力で取り組んでいると述べた。AppleがGoogleマップを廃止する計画について質問された際には、すべてのプラットフォームで完全なマップ体験を提供するという回答が返ってきた。

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