来週水曜日に発売されるAmazonのディスプレイ付きスマートスピーカーEcho Showは、発売初日からAugust Doorbell Camを含む複数のスマートホームカメラと連携します。ちなみに、AppleのHomeKitスマートホーム機能はビデオカメラとドアベルに対応していますが、対応カメラは今のところ1台のみです。

August Doorbell Camの場合、AppleとAugustは共に、既に市場に出回っている既存のハードウェアでHomeKitをサポートすることを約束しています。AugustはHomeKit対応のドアロックを出荷していますが、このスマートドアベルカメラはまだAppleのHomeアプリとは一切連携していません。

しかし、Amazon Echo Showが来週発売されると、ユーザーは「アレクサ、玄関を見せて」と言えば、Echo Showの画面でカメラ映像を見ることができるようになる。

AppleのHomeKit機能は、技術的にはスマートホームビデオシステムとドアベルの両方をサポートしていますが、現時点で出荷されているHomeKit対応ビデオカメラは1台のみです。D-LinkのOmna 180は、実際に出荷された唯一のHomeKit対応ビデオカメラとして今年初めに発売されました。一方、AppleのHomeKitサイトでは、August Doorbell Camが唯一のHomeKit対応ドアベルとして記載されていますが、サポートは1年前から約束されています。

The Vergeは 、Nest、Vivint、Ring、Arloなどのスマートホームカメラ製品を含む、Echo Showの発売時にも対応予定の製品をいくつか紹介しています。Logitechも、Circle 2カメラでEcho Showのカメラサポートを利用しています。

ちなみに、August社は依然としてAppleと協力してDoorbell CamをHomeKit対応に取り組んでいると述べているため、状況は変わっていません。Ring社やCanary社などの他の企業も、まだ発売されていない将来の製品でHomeKit対応を約束しており、遅延の原因はApple側にあると考えられます。

Appleは今年後半にリリースされるiOS 11以降、HomeKitアクセサリの承認方法も変更します。新しいソフトウェア認証により、出荷されるアクセサリでHomeKitが有効化されるとAppleは発表しています。Augustは以前から、HomeKit対応を念頭にDoorbell Camに適切なチップを搭載して出荷したと述べてきましたが、この変更はAugustだけでなく他の企業にもメリットをもたらす可能性があります。

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