OWCがJellyfishハードウェアで知られるLumaForgeを買収c

OWCがJellyfishハードウェアで知られるLumaForgeを買収c
OWCがJellyfishハードウェアで知られるLumaForgeを買収c

本日、サードパーティのAppleハードウェアメーカーであるOWCは、主にビデオコンテンツ制作会社向けの共有ストレージソリューション「Jellyfish」シリーズで知られるLumaForgeの買収を発表しました。注目すべきは、LumaForgeはチームを維持したまま会社として存続し、ハードウェアおよびソフトウェアソリューションのさらなる拡大を目指していくということです。

Jellyfishという名前は、一般の人々にはあまり馴染みがないかもしれませんが、LumaForgeの動画編集サーバーは、ディズニー、ソニー、Adobe、さらにはNASAといったプロの動画クライアントの間で広く知られています。この共有ストレージソリューションは、MKBHDやTLDといった大規模なYouTubeチャンネルでも人気が高まっています。

LumaForgeは現在、モバイル、タワー、ラックベースのJellyfishサーバーを提供しています。これらのサーバーは最大240TBのRAWオンボードストレージ(最大1.2PBまで拡張可能)を搭載し、10GbE/1Gbの直接接続を介して最大22台のワークステーションを同時にサポートします。カスタム構成ではさらに高いスペックを実現することも可能ですが、すべての構成は4Kビデオワークフローやそれ以降の用途にも十分に対応可能です。

ご想像のとおり、これは個人のビデオコンテンツ制作者にとってはあまり必要なハードウェアではありません。しかし、Jellyfish サーバーは、同じプロジェクト、あるいは複数のプロジェクトを同時に進めるビデオ編集者チームに最適です。

ハードウェアを補完するのが、Jellyfish ConnectとJellyfish Managerソフトウェアです。これらのパッケージにより、ユーザーは接続でき、管理者は便利なUIを介して高度なカスタムワークフローを設定、維持、有効化できます。さらに、メタデータの整理や割り当てといったプリプロダクションタスクを管理するためのソフトウェアソリューションKynoも用意されています。ユーザーは、Jellyfishサーバーにギガビットのフルスピードでリモートアクセスすることもできます。

LumaForge の買収により、OWC は、Mac ユーザーの間で主に知られているコンシューマー向け製品をはるかに超える広範な展開を獲得することになります。

素晴らしいLumaForgeチームとソリューションをOWCファミリーに迎え入れることができ、大変嬉しく思います。今回の買収により、当社のエンタープライズ/サーバーストレージ機能が強化されるとともに、ビデオ、写真、音楽のプロフェッショナルのニーズに応える、より幅広いソリューションラインナップと、非常に優れた新製品群を提供できるようになります。JellyfishとLumaForgeのお客様は引き続きサポートと開発を受けられるとともに、この信頼性の高いテクノロジーは発展し、OWCファミリー内で全く新しいレベルのサポートとエンゲージメントを実現していくでしょう。

OWC創設者兼CEO、ラリー・オコナー

OWC のすでに印象的な既存のハードウェア カタログに加え、昨年の BRU の買収、そして 2019 年にファンに人気の Akitio の買収により、OWC は引き続き、消費者向けからプロフェッショナル向けまで、あらゆる分野における主要プレーヤーおよび頼りになるストレージおよびバックアップ ソリューションとしての地位を確立しています。

私はここ数年、LumaForgeの取り組みに大変感銘を受けてきました。Jellyfishのボックスを所有したことはありませんが、NABなどの展示会で何度か使用しました。LumaForgeの賢明なスタッフが問題を認識し、文字通り撮影現場に持ち込んでスタジオに持ち帰ることができるボックス型のエンドツーエンドのサーバーソリューションを開発したことに、私は常に感銘を受けてきました。今回の買収の大きなメリットは、これらのソリューションを開発したチームをOWCが維持し、LumaForgeブランドがOWCの傘下で存続することだと思います。

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