インドは昨年12月、スマートフォンの輸入税を10%から15%に引き上げました。これは他のスマートフォンブランドよりもAppleに大きな打撃を与えました。それから2ヶ月も経たないうちに、インドは税率を再び引き上げ、今度は20%にすることを決定しました…

ブルームバーグは、この決定が本日発表された予算の一部として詳述されたと報じている。

インドは輸入携帯電話の関税を15％から20％に引き上げている。国内製造を促進する狙いがあるが、これは世界で最も急成長しているスマートフォン市場におけるアップルの競争力に悪影響を与える可能性がある。

iPhoneメーカーのAppleはインドでのプレゼンス拡大を目指し、政府と一部部品の関税引き下げ交渉を行ってきた。しかし、木曜日に発表された予算案の一部である今回の関税は、インドが逆の方向に進んでいることを示している。

輸入税の引き上げは、現在iPhone SE以外の全モデルを輸入しているAppleにとって特に大きな打撃となる。一方、ライバルメーカーは、インド国内で販売するほぼ全ての携帯電話を現地で組み立てている。

アップルは前回の増税に対応してすでに国内での価格を値上げしており、市場シェア拡大を目指す中で、今度は２度目の値上げに直面する可能性がある。

ロイターが昨日報じた、アップルがインドの新ウィストロン工場でiPhone 6sの組み立てを開始する計画だという報道が真実であれば、状況は緩和されるだろう 。

写真：ロイター/シャイレシュ・アンドラーデ

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