ハンズオン:CalDigit T4 Thunderbolt 3 RAID 外付けストレージエンクロージャ [ビデオ]c

ハンズオン:CalDigit T4 Thunderbolt 3 RAID 外付けストレージエンクロージャ [ビデオ]c
ハンズオン:CalDigit T4 Thunderbolt 3 RAID 外付けストレージエンクロージャ [ビデオ]c

長年にわたり、Thunderbolt 3対応デバイスを数多く取り上げてきましたが、CalDigitがこの分野のリーダー企業の一つであることは明らかです。特にドックや外付けドライブエンクロージャに関してはその傾向が顕著です。同社の最新製品であるT4 RAIDストレージエンクロージャは、1,000ドル以下で販売され、デュアルThunderbolt 3ポート、4ベイ外付けストレージ、DisplayPort接続、そしてPower Delivery機能を備えています。

ダイキャストアルミニウム製のRAIDストレージエンクロージャは、MacBook Proユーザーのワークフローにどのように適合するでしょうか?ハンズオンビデオウォークスルーで詳細をご覧ください。

仕様

  • 2x Thunderbolt 3 ポート
  • 2つ目のThunderbolt 3ポートは最大5K 60Hzのディスプレイをサポート
  • Thunderbolt 3経由の最大85W電力供給
  • 1x DisplayPortは最大4K 60Hzのディスプレイをサポート
  • 4x SATA IIIドライブベイ
  • キーを使用してドライブベイをロック、ロック解除、取り出す
  • さまざまなドライブ容量(SSDまたはHDD)
  • RAID 0、1、5、JBODをサポート
  • 17dBA
  • Macのみ
  • CalDigit ドライブユーティリティ
  • T4は5年間保証、ドライブは3年間保証

寸法と重量

  • 高さ: 5.8インチ (148 mm)
  • 幅: 5.3インチ (135 mm)
  • 奥行き: 9.5インチ (242 mm)
  • 重量: 13ポンド (5.90kg) (HDDx4)

箱に同梱

  • 1 x CalDigit T4
  • ドライブ付きドライブモジュール x 4
  • ドライブモジュールキー x 2
  • ACアダプター(PSU)×1
  • AC電源コード1本
  • Thunderbolt 3 ケーブル (1.0 m、3.28 フィート) x 1

ビデオウォークスルー

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開封と品質

これまでテストしてきた多くのCalDigit製品と同様に、T4のビルドクオリティは非常に重視されています。ダイキャストアルミ製の筐体は耐久性に優れ、放熱性も優れていますが、機械式ハードドライブと組み合わせるとかなり重くなります。特に巨大な電源アダプターを備えていることを考えると、これはThunderbolt 3周辺機器として持ち運びたいタイプではありません。明らかに据え置き型のデスクトップユニットとして設計されています。

CalDigit T4は、昨年秋にレビューしたAV Pro 2と同じドライブエンクロージャを採用しています。つまり、ドライブモジュールは両機種間で互換性があり、T4のデザインは似ていますが、明らかにサイズがはるかに大きくなっています。

使い慣れたCalDigit設計言語

CalDigitのデザインは常に実用的でインダストリアルな外観を重視してきましたが、T4も例外ではありません。4つのドライブベイと点滅するLEDアレイを備えた堅牢な筐体は、ビジネスシーンを彷彿とさせ、構成可能なストレージ容量(最大32TB)も同様に存在感を放っています。

T4ドライブキャディ

豊富なストレージオプション

CalDigitからT4の32TB(HDD)バージョンが提供されました。これは、8TB HDDを4台搭載し、RAID 0、RAID 1、RAID 5、またはJBOD構成で構成できることを意味します。これにより、速度、データ整合性、あるいはその両方を優先するなど、ユーザーは様々なオプションを利用できます。

ユーザーは異なるタイプのドライブ構成を組み合わせることもできます。例えば、2台のドライブをRAID 0で、さらに2台のドライブをRAID 1で構成することも可能です。また、3台のドライブをRAID 5で構成し、1台のドライブをJBODとして構成することも可能です。CalDigitのメニューバーベースのソフトウェアユーティリティ(CalDigit Disk Utility)を使えば、T4の監視、ベンチマーク、そして特定のストレージニーズに合わせた設定を簡単に行うことができます。

CalDigitのドライブユーティリティでRAIDの構成が簡単になります

ここでもう一つ興味深い点があります。T4はMac専用で、Windows用のCalDigitディスクユーティリティはありません。T4は、CalDigitがハイブリッドRAIDと呼んでいるように、従来のソフトウェアRAIDやハードウェアRAIDそのものではありません。つまり、ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの両方の特性を組み合わせたRAIDです。つまり、ハードウェア自体にRAIDスイッチを手動で設定する機能はありませんが、独自のSoCとカーネルを搭載しており、単なるソフトウェアソリューションの域を超えた高性能RAID機能を提供します。

パフォーマンス

T4はRAID 0構成でセットアップすると、特にSSD構成で最高の読み書きパフォーマンスを発揮します。CalDigitによると、RAID 0 SSD構成では最大1370MB/秒の速度を実現できるとのことです。データの整合性が少しでも懸念される場合は、当然ながらこの構成はお勧めできません。

4台の7200 RPM HDDによるRAID 5速度

RAID 5のパフォーマンスは、明らかにそれほど速くはありませんが、550 MB/秒を超える十分なR/W速度を実現します。さらに高速なパフォーマンスを求める場合は、機械式ドライブではなくSSDを選択することをお勧めします。

CalDigitのドライブユーティリティにはベンチマークツールが組み込まれています

考慮すべき事項

CalDigitは、ドライブモジュールにお客様ご自身のハードドライブを手動で取り付けることを推奨していません。同社によると、ドライブは製品に最適なレベルのパフォーマンスと信頼性を提供するために厳選されており、また、コンポーネントの統一性により包括的なカスタマーサポートを提供できるとのことです。

実際、ドライブモジュールはトルクスネジで固定されており、物議を醸す「取り外すと保証が無効になります」というステッカーが貼られています。技術的には、自分でドライブを取り付けることも可能ですが、CalDigitのディスクユーティリティアプリは、ユーザーが取り付けたドライブで最も一般的なRAID 5構成をサポートしていません。つまり、CalDigit T4を検討しているなら、提供されている多数の事前構成済みドライブオプションのいずれかを選ぶことになるでしょう。

そのため、T4は一部のユーザー、特に予算が限られているユーザーにとっては購入の選択肢にはならないかもしれませんが、CalDigitはT4を、エンドユーザーによるメンテナンスを最小限に抑えつつ、堅牢なパフォーマンスを求めるプロフェッショナル層をターゲットにしていることは明らかです。筐体には5年間の保証が付いており、ドライブにはそれぞれ3年間の保証が付いています。

結論

SSDは静音性、発熱量、速度の点で優れていますが、このようなケースでは機械式ハードドライブの使用をお勧めします。大容量ストレージこそが、T4のような外付けケースを選ぶ主な理由です。8TB SSDバージョンよりも安価で、4倍のストレージ(32TB)を実現できます。

T4はDisplayPort接続と追加のThunderbolt 3ポートも搭載しています。これにより、最大2台の4Kモニター、または1台の5Kモニターをデイジーチェーン接続できます。また、CalDigitの優れたT3 Plus Dockなど、他のThunderbolt 3アクセサリをデイジーチェーン接続することもできます。

13インチMacBook Proをフルスピード充電中

最後に、T4はThunderbolt 3接続を介してMacBook Proにフルスピードの電力を供給できることもお忘れなく。適切な設定をすれば、MacBook Pro用の完全なデスクトップドックインターフェースとして機能します。

T4の大型電源ブリック

当然ながら、ユーザーが独自にドライブを追加することに対して CalDigit が反対している姿勢には不快感を覚える人もいるだろうが、CalDigit は統一性と信頼性を考慮してこのポリシーを制定したと述べている。

T4 は、特に高スペック構成になると高価になりますが、これは、MacBook Pro 用の魅力的な直接接続ストレージ ソリューションを探しているプロフェッショナルをターゲットにしたツールのようです。

比較的高速なダイレクトアタッチドエンクロージャで大容量のストレージ容量を必要とするプロフェッショナルの方なら、CalDigit T4は検討に値する製品です。Amazon、またはCalDigitから直接、T4の様々な構成を見つけることができます。

T4についてどう思いますか?ぜひ下のコメント欄であなたの考えをお聞かせください。

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